前走は直線での不利に泣いたカップッチョ(19年8月、撮影:下野雄規)

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 土曜函館12Rの3歳上1勝クラス(ダ1000m)は伏兵カップッチョ(牡6、美浦・石毛善彦厩舎)の激走がある。

 昨年11月から10戦連続で馬券圏外とあって、手が出しづらい印象があるかもしれない。ただ、ここ2走は函館ダ1000mで連続して5着を確保。とりわけ前走は勢い良く伸びてきた残り100mで前が詰まる不利。脚色から見て、スムーズなら2着まであったのでは…と思えただけに、高評価できる一戦だった。

 今回は再度の中1週となるが、過去4回の馬券圏内が中2週以内だったように、間隔が詰まっていいタイプ。滞在でもあり、疲れはないだろう。あとは馬群を捌けるかどうか。3戦連続のコンビとなる黛騎手の手綱さばきにかけたい。