Honorは新型折りたたみスマートフォン「Honor Magic V2」を中国向けに発表しました。

↑超スリム(画像提供/Honor)

 

最大の特徴は、本体の薄さ。折りたたんだ状態で9.9mmという厚さは、ライバルとなるSamsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold 4」の15.8mmや、Google(グーグル)の「Pixel Fold」の12.1mmと比較しても際立っています。さらに開いた状態では、本体の厚さはわずか4.7mmしかありません。

 

本体には内側に7.92インチの折りたたみディスプレイ、外側に6.43インチのサブディスプレイを搭載。どちらも120Hzでの駆動に対応し、内側のディスプレイはスタイラスによる書き込みに対応しています。本体にはレザーバックプレートが採用されており、ガラスバックプレートのモデルでは本体の厚さが0.2mm増えます。

 

プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2で、16GBのRAMと256GB/512GB/1TBのストレージを搭載。背面には5000万画素イメン+5000万画素超広角+2000万画素望遠カメラを、フロントディスプレイには1600万画素のセルフィーカメラを搭載しています。バッテリー容量は5000mAhで、OSはAndroid 13をベースにしたMagicOS 7.2となっています。

 

Honor Magic V2の中国向け価格は8999元(約17万4000円※)で、国際版の投入時期はまだ明かされていません。薄さを武器にしたこの新デバイスは、スリムな折りたたみスマホのベンチマーク的存在となりそうです。

※1元=約19.3円で換算(2023年7月13日現在)

 

Source: Honor via 9to5Google