三笘薫の去就をファン予想【写真:ロイター】

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ブライトン残留の可能性が高いことは変わらず

 イングランド1部ブライトンで充実の1年を過ごした日本代表MF三笘薫は、今夏の移籍市場でも話題の1人となっている。

 現時点で残留の可能性も高くなっている日本人アタッカーについて、「FOOTBALL ZONE」でもいくつか候補を提示し読者アンケートを実施。三笘の来季去就について予想を展開する。

 直近では、イングランド1部トッテナムへの移籍の噂もある三笘。英地元メディア「Sussex Express」によると、スコットランド1部セルティックから引き抜かれたアンジェ・ポステコグルー監督が三笘のファンであるとされ、トッテナム獲得の可能性を報じた。

 これまでもさまざまな移籍候補が挙がったなかで、ブライトン残留も踏まえたアンケートを実施。すると8割以上のファンが、今季プレミアリーグ6位の躍進を遂げたブライトン残留の予想を立てている。

「今季不調のリバプールと悩むところだが、左サイドで絶対的スタメンとして君臨できるブライトンでもう1シーズン過ごし、欧州カップとリーグ戦の過密日程に慣れるべきだと思う」―むぅ さん―

「確かにビッグクラブへの移籍は願ってもない話だが、ここで焦ってはダメだと思う。三笘のようなドリブラータイプの選手は対策がされる2、3年目のシーズンの方が真の価値が決まると思う。そういう意味では少なくとも来シーズンまではブライトンに残留し、名将デ・ゼルビ監督と共にEPLとELを戦い抜き、更なる進化への基礎固めの期間にするのがベスト」―キリン さん―

「ブライトンで強豪を撃破するのが見てみたい。 ビッグクラブに引き抜かれても試合にコンスタントに出れないなら意味がない。 香川も南野もそれで苦労した。 久保や三笘はそういうふうにはなって欲しくない」―酒田のファンバステン さん―

リバプールやシティなどプレミア王者を経験した名将率いるチームへの期待も

 ほかには少数だが同リーグのリバプールマンチェスター・シティへの移籍を予想するファンも。リバプールに推す声のなかには「クロップの存在・日本人の特性と価値の理解、ブライトンのチーム解体予想」「コンスタントに試合に出れる可能性はリバプールが1番高く感じる」「三笘の守備へのハードワークもリバプールが1番フィットしそう」などの理由を挙げていた。

 シティに関しては「そのままの勢いで更なるビッククラブでの飛躍が見たい」「やっぱりビッグクラブでCLの上位クラブで活躍出来る選手が出てこないと、ワールドカップベスト8以上は無理」「ペップの指導を受ける日本人が出てきて欲しい」とさらなる躍進をプレミア王者のチームで見たいという意見が多く見受けられた。

 今シーズン終盤は、最後のフィニッシュ精度に苦しんだ三笘。持ち味であるドリブルはさらに警戒も予想される。また、ブライトンの中心選手であったアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターはリバプールへの移籍が決定。エクアドル代表MFモイセス・カイセドも退団が濃厚だ。今後のチーム状況も踏まえ、三笘はどの道を選択するだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)