老化抑制、美肌効果の「亜麻仁油」 体に有害な“危険な摂り方”を医師が解説!
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医師のDr.あきこが睡眠・ダイエットなどの健康情報をわかりやすく発信するYouTubeチャンネル「マインドフル睡眠チャンネル」。今回の動画では「亜麻仁油の危険な摂り方3選」を紹介する。
この記事はYouTube配信「【亜麻仁油 効果】亜麻仁油は効果なしどころか一歩間違えると有害でした...」から、ライブドア社の自動書き起こしツールによって生成されています。
はじめに
「亜麻仁油」、はやってますよね。「健康にいいから、毎日摂っているよ」っていう方もいらっしゃるかもしれませんけども、摂り方によっては、かえって有害になっちゃうこともあるんです。
亜麻仁油の効果とは
こんにちは、Dr.あきこです。「マインドフル睡眠チャンネル」では、痩せない、眠れない、疲れやすいといったお悩みを解決するお手伝いをしております。
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亜麻仁油なんですけども、なんで、亜麻仁油が体にいいかというと、油にはいろんな組成のものがあって、その中でも、オメガスリーと言われるこのオイルの組成には、すごく、体のアンチエイジング効果を高める作用があるんですね。
その他にも、血管の老化を抑えたり、肌がきれいになったり、アレルギーを緩和する、そんな働きもあるんですね。
このオメガスリーはしっかり摂った方がいいよと言われてるんですけども、実は、この油、使い方がすごく大事なんですね。
この油だからいいよって、それだけたくさん食べれば健康になれるかというとそれは本当に間違いで、どんなにいい油でも使い方を一歩間違えれば、ものすごく有害なものになっちゃうんです。
酸化した油の悪影響
油は酸化するんですね。酸素によって劣化する、これを酸化と言います。体の老化も酸化で起こってくるんですね。酸化した油を体に取り入れることで体の酸化も進み、いろんな悪影響が出てくるわけなんですけども、どんな悪影響かというと、一つは老化ですね。
髪の毛もバサバサになるし、シミができやすくなったり、見た目が老化するということは、内臓も老化しますので、心臓が早く弱ってきたり、肺の機能が落ちて息切れしやすくなったり、肝臓の老化が進むと太りやすくなったり、肝機能が悪くなって肝臓の病気になりやすくなったり、血管が老化すると血管が詰まって、脳卒中とか、心筋梗塞になってしまいます。
このように、老化というのは病気の諸悪の根源なんですけども、酸化した油を摂ることによって、この病気が起こりやすくなって老化も進んでいくということなんですね。
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もう一つ、酸化した油の怖いところがあります。糖尿病になりやすいということなんです。
糖尿病っていうのは、すい臓がとても大事で、すい臓のランゲルハンス島っていうところの細胞からインスリンが出るんですね。
このインスリンが出にくくなったり、インスリンが出てるのに反応しなくなる、これが糖尿病のメカニズムなんですけども、酸化した油がランゲルハンス島の細胞を障害してしまう。
そんな働きがあって、揚げ物に使いまくった油であるとか、高温調理に使った油とか、そうしたものを使っていると、油が酸化して、それが体に取り込まれると、すい臓がダメージを受けて糖尿病になってしまうということなんですね。
亜麻仁油はとても酸化しやすいです。いろんな油の種類がありますね。その中でも、亜麻仁油、オメガスリーは本当に酸化しやすい。酸化しやすいという特性を知っておかないと、酸化する使い方をしてしまうわけなんです。
亜麻仁油の間違った使い方 その1
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よくある使い方の間違い、1つ目が、加熱しちゃうということですね。
これは知ってる人も多いかもしれないんですけども、熱を加えると油は酸化していくので、加熱調理に使っちゃダメです。揚げ物とかは絶対使わないと思うんですけどね。
炒め物とか、温かいスープに入れるとか、そういう使い方をする人いるかもしれませんね。加熱調理には使わないでください。
亜麻仁油の間違った使い方 その2
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2つ目の間違いは、部屋にそのまま置いておくということなんですね。
開封したら冷蔵庫に入れるかもしれないんですけども、開封する前でも、暗くて密閉して、できれば、冷蔵庫の中に入れておいた方がいいです。
なぜかというと、酸化というのは光でも起こってしまうんですね。日当たりの良いキッチンに並べとく、それだけでダメージがどんどん進んでいきますので、亜麻仁油は酸化してしまって、有害物質に変わっていっちゃいます。
亜麻仁油って黒い瓶に入ってますね。だいたい遮光瓶に入ってます。光で酸化しないように遮光瓶に入っているわけなんですけども、まれに色の薄い瓶に入っているものもあります。そういったものは絶対、箱に入れるとか、冷蔵庫の中にしっかり入れておくようにしてください。
亜麻仁油の間違った使い方 その3
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そして、3つ目、一番ありがちなんですけども、ほとんどの方がやっちゃってるんじゃないかって思うような間違い。開封したら1〜2週間以内に使い切らないといけないんです。
それを1〜2週間以上、ずっと使っていると酸化が進んでいきます。皆さんの冷蔵庫にある亜麻仁油、いつ開けましたか。もし1カ月前に開けたよっていうものであれば、すぐ捨ててください。それは有害な物質になっています。
亜麻仁油は結構使いづらいんですね。高いですけども。少量で結構値段がするんだけども、1〜2週間以内に使い切らなきゃいけない。これぐらいの瓶でも、1〜2週間で全部使うと結構難しいじゃないですか。
私は亜麻仁油、はっきり言って買ってません。他にも良い油、いっぱいありますので、あえて、そんな使いにくい油を使う必要ないかなと思って。
それでも使いたいよという方はこの3点、絶対注意してくださいね。「加熱をしない」「部屋の中に置いとかない」「開けたら、1〜2週間以内に使う」。この3つを押さえて使えば、亜麻仁油、すごく体に良いと思います。
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最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。
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山下あきこ(やました・あきこ)
1974年、佐賀県生まれ。内科医、脳神経内科専門医、抗加齢医学専門医、医学博士。株式会社マインドフルヘルス代表取締役。
著書に『やせる呼吸 脳科学専門医が教えるマインドフルネス・ダイエット』(二見書房)、『こうすれば、夜中に目覚めずぐっすり眠れる:医師が教える、薬に頼らない3つの方法』(共栄書房)、『死ぬまで若々しく元気に生きるための 賢い食べ方: 医者が教える「糖質依存」がなくなる本』(あさ出版)。
1974年、佐賀県生まれ。内科医、脳神経内科専門医、抗加齢医学専門医、医学博士。株式会社マインドフルヘルス代表取締役。
著書に『やせる呼吸 脳科学専門医が教えるマインドフルネス・ダイエット』(二見書房)、『こうすれば、夜中に目覚めずぐっすり眠れる:医師が教える、薬に頼らない3つの方法』(共栄書房)、『死ぬまで若々しく元気に生きるための 賢い食べ方: 医者が教える「糖質依存」がなくなる本』(あさ出版)。