あの元グラドルも…子供の病気をYouTubeで発信する親が激増したワケ

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 グラドルでプロレスラーとしても活躍していた「ゆずポン」こと愛川ゆず季が4月18日、自身のブログを更新。息子の発達がゆっくりめだったため、療育(発達支援)の教室に通っていると綴った自身のブログ記事がニュースになっていることを報告した。

 愛川のもとには、ブログ読者から温かいメッセージが寄せられたそうで、感謝の気持ちとともにこれまで自身の息子を人と比べて悩んでいたことなどがつづられていた。

 彼女のように、子供の病気についてカミングアウトする芸能人は珍しくない。

 タレント・奥山佳恵は息子がダウン症であることを告白しており、女優の菊池桃子は長女に持病があることを公表し、世間を驚かせた。

 子供の病気については、デリケートな内容であるためこれまではタブーとされてきたが、現在YouTubeではそんな子供の様子を発信するチャンネルに注目が集まっているようだ。

 YouTubeライターによると…。

「ADHDと診断され、特別支援学級に通う美少女・あっちゃんの日常を動画にした『あっちゃんファミリー』では、感覚過敏の症状と戦いながらファッション誌のモデルとして活躍する様子や、音や匂いに敏感なため、外食など普通の日常生活を送ることが困難である姿が発信されています。また、自閉症の息子との日々の接し方を配信する『もっくん&かりんとう』は、子供がパニックで泣き叫ぶ様子などショッキングな映像もあるものの、そんな息子に寄り添うお母さんの姿に心を打たれた視聴者から、たくさんのコメントが寄せられています。ありのままの日常をあえて発信することで、同じ病気の子供を持つご両親や、子供を持つ親から支持されているようです」

 子供の病気を隠すのではなく、あえて親が発信していくことで、周囲の人々にその病気について知ってもらい理解を深めてもらうという、素晴らしい取り組みと言えるだろう。

(佐藤ちひろ)