ボーイング公式が「超懐かしのJALの旅客機」を紹介…しかもまさかの「ダグラス」製機! なぜ?
「鶴丸」ロゴがないJAL機、懐かしい!
近年では研究センターも
アメリカの航空機メーカー、ボーイング社が公式SNSアカウント上で、日本とのパートナーシップを締結してから70周年を迎えたと投稿しました。
ボーイングの旅客機「787」。多くが中部地域で製造されていることから、初号機が肘部空港内に安置されている(乗りものニュース編集部撮影)。
ボーイング社が日本に拠点を構えたのは、1953年。同社は「相互信頼の下に日本と強固な協力関係を築き上げ、今では業界最高のビジネスパートナーとして緊密な相互関係を維持」しているとアピールしています。
この一環で、767シリーズ以降とくに、ボーイング製旅客機のパーツ製造を、国内企業が多く担当。このほか同社では2022年、日本に、電動化、複合材料、そして持続可能な航空燃料 (SAF) を含むサステナビリティに資する技術などを研究する「Boeing Research & Technology Japan 研究センター」を開設しています。
この投稿ではパートナ−が締結された1953年について「JALの『City of Tokyo』と呼ばれる最初のDC-6Bを発表したときに始まりました」と同機の写真を交え紹介。DC-6Bはのちにボーイング社に併合された、ダグラス エアクラフト社製のレシプロ旅客機。JALでは1950年代の国際線主力機で、「City of Tokyo」を含め計10機が導入され、1969年まで運用されています。