高松宮記念はサクラバクシンオーの血を持つ４歳馬の「父仔制覇」に期待 対抗もスプリンターの資質を秘める良血馬
３月26日（日）、中京競馬場で４歳以上馬によるＧ�宜眈承楜�念（芝1200ｍ）が行なわれる。
昨年11月の京阪杯で重賞初勝利を挙げたトウシンマカオ
今回が53回目で、Ｇ�気砲覆辰討�らは28回目の開催となる。今年は、昨年の勝ち馬ナランフレグ、2021年のスプリンターズＳ勝ち馬ピクシーナイト、2020年の朝日杯フューチュリティＳを勝ったグレナディアガーズと３頭のＧ�鞠呂�出走予定。さらに、前哨戦のＧ�刑綉淒佞鮠，辰織▲哀蝓■猫轡轡襯�ロードＳを勝ったナムラクレア、Ｇ�轡�ーシャンＳを勝ったヴェントヴォーチェなど、実績馬と新星が入り交じった興味深い一戦になった。
同馬が現役の頃は、このレースは「高松宮杯」という名の芝2000ｍのＧ�鏡錣世辰燭燭畚仭�することはなかったが、産駒は2002年ショウナンカンプ、2016年ビッグアーサーと２勝を挙げている。母の父としても、キルロードが2022年に３着、ハクサンムーンが2013年３着、2015年２着と存在感を示している。
今年はビッグアーサー産駒からトウシンマカオ（牡４歳、美浦・高柳瑞樹厩舎）が出走を予定している。
同馬は２歳時からＧ�教�王杯２歳Ｓ（東京・芝1400ｍ）２着など重賞で活躍し、３歳１月にはクロッカスＳ（東京・芝1400ｍ）を勝利。夏から1200ｍ戦に路線を変更すると、２戦目のオパールＳ（阪神）を勝ち、続くＧ�卦�阪杯（阪神）で重賞初制覇を果たした。
前走のＧ�轡轡襯�ロードＳ（中京）は４着に敗れたが、ハンデ戦で58.5kgという重い斤量を背負った上に、大外枠で展開も向かなかった。４角10番手から上がり３Ｆ33秒２の末脚を見せた走りは悪くなかったので、見直しは可能だろう。
トウシンマカオの血統を見ると、兄ベステンダンクが都大路Ｓ（京都・芝1800ｍ）の勝ち馬で、母系はスペシャルウィーク、ウッドマン、ニジンスキーと日米欧の成功種牡馬が並ぶ。短距離戦といえどもスピード血統だけでＧ�気鮠，弔海箸脇颪靴�、母系にスタミナの血を持つのは好感が持てる。父仔制覇に期待したい。
もう１頭は、キズナ産駒のダディーズビビッド（牡５歳、栗東・千田輝彦厩舎）を推す。同馬は昨年の信越Ｓ（新潟・芝1400ｍ）など1400〜1600ｍで４勝。1200ｍでは６戦して２着が２回と勝利はないが、血統はスプリンターの資質を秘めている。
父キズナはＧ�菊�本ダービー馬であり、産駒はＧ�矯綽逝臂淌杵�覇のディープボンドのようなステイヤーも出すが、Ｇ�軌妥諜�念のソングラインのほか、Ｇ�携ヾ曠好廛螢鵐硲咾覆票�1200ｍ重賞を２勝したビアンフェなど、スピードタイプも少なくない。
そして母系を見ると、いとこに有馬記念、天皇賞・秋、皐月賞を勝ったエフフォーリアや、ジャパンＣ、宝塚記念、ドバイデューティフリーを勝ったアドマイヤムーンがいる良血。その２頭は芝中距離戦を中心に活躍したが、アドマイヤムーンは種牡馬としてセイウンコウセイ、ファインニードルと２頭の高松宮記念勝ち馬を出している。また、母のいとこスリープレスナイトはスプリンターズＳの勝ち馬。この血統背景からすれば、ダディーズビビッドが芝1200ｍのＧ�気嚢ゾ”蕕鬚靴討睇垰弋弔呂覆ぁ�
前走のＧ�刑綉淒奸丙綽澄�芝1400ｍ）では、先に抜け出したアグリをゴール前で追い詰め、クビ差の２着に入っている。重賞レースには２歳時から挑戦を始め、６回目の挑戦にして初めて連に絡んだ。本格化が感じられるし、1400ｍのハイペースでも中団より前にポジショニングができるスピードもあるので、Ｇ�気離據璽垢砲眤弍�できるはずだ。
以上、今年の高松宮記念はビッグアーサー産駒のトウシンマカオ、キズナ産駒のダディーズビビッドの２頭に期待する。
