シュクリニアル退場で厳しい一戦に…チャルハノールは判定に不満「あのようなミスは許されない」

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インテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールが、敗れたエンポリ戦の判定に不満をあらわにしている。イタリア『メディアセット』がコメントを伝えた。

シーズン折り返しとなったセリエA第19節で、ホームでエンポリに0-1で敗戦したインテル。攻撃陣が不発に終わったのもあるが、影響が大きかったのはミラン・シュクリニアルの退場だ。

前半40分、競り合いの中でシュクリニアルの上げた足が不可抗力ながら相手FWフランチェスコ・カプートの頭に当たってしまい、イエローカードの判定に。すでに一度警告を受けていたスロバキア代表DFはこれで退場となってしまった。

ただ、2枚目のイエローカードについてはインテル陣営から不満の声が上がっており、シモーネ・インザーギ監督も「見直してほしい」と、直接的なコメントを避けながらも納得できない感情を試合後に伝えている。チャルハノールもまた、判定に異を唱えた一人だ。

「審判を尊敬しているが、あのようなミスは許されない。11人対11人で戦えば、もしかしたら違った展開になったかもしれない」

この敗戦で首位ナポリとの勝ち点差が13ポイントに広がってしまったインテル。チャルハノールは前を向いて戦うのみという逞しい姿勢を貫いている。

「リーグ戦はまだ長いが、13ポイントは大きな数字だ。信じがたいことだが、今日のような試合ではミスを犯さず、勝ち続けなければならない」