日本はかなり鉄道網が行き届いた国ですが、そうではない国もあります。

アメリカとヨーロッパの鉄道網の違いがよくわかる地図の比較をご覧ください。

 


(credit:Reddit/flyingcatwithhorns)

ローカルのものは省いてあるようですが、それにしたってアメリカの電車の少なさは一目瞭然。

理由はいろいろとあるようですが、電車の旅はヨーロッパのほうが圧倒的にしやすいですね。

さらにヨーロッパの中でもドイツの密度は圧倒的、経済的に強いのはこうした点もあるのでしょうか。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●ドイツでは、電車はもうトイレからキッチンに行くのにも使われている。

↑ただしドイツ鉄道はそれでも遅れる。

↑遅れたその前の電車に乗ろう。

↑ドイツのコーバーグにいる友人を訪ねたときのことを覚えているが、ニュルンベルクの駅で電車が1分以上遅れていて、数人の怒った乗客が駅員に文句を言い出した。
友人はこの儀式に気をつけるように言って二人で笑った。もしこれがイギリスなら20〜30分遅れるまでは誰も何も言わない。

●電車はすばらしい! 実用的な観点はもちろん、ヘッドフォンを付けて電車に乗り、世界が動くのを見つめるとリラックスできる。

↑休暇に西海岸から東海岸まで列車旅行したことがある。10年前で、小さな客室に片道700ドル、飛行機は往復で4〜500ドルだった。
電車のアイデアは好きだが、アメリカはうまく出来ていない。ワシントンのハイスピードトレインもひどい。

↑ワシントンD.C.からニューヨークでさえ、時間のかかるアムトラック(全米鉄道旅客公社)より飛行機のほうが安い。

●電車の旅をしたいけれど、フロリダからオハイオへ行くのに44時間もかかり、たった3時間しかかからない飛行機と同じ値段なんだよ……。

↑短い距離ならましだけどね。ペンシルバニアからニューヨークやボストンへ何回か電車を使った。車と大差ない時間で、都市部の運転や駐車を考えなくて済んだ。

↑ニューヨークからボストンなら電車のほうが100%安くて良い。(荷物検査の厳しい)ニューヨークの空港を通らなくていいしね。

↑それに駅がマンハッタンにある。そこへ行きたいなら時間も短い。

●イギリスの大学の同級生がアフリカ出身だった。世界中を旅した彼が言うには、ヨーロッパのいいところは、どこを歩いても公共の乗り物があって、ほとんどは電車、あるいはへんぴなところならバスがあること。

●興味深いのはこの地図は60年前もほぼ同じ。アメリカ人の大勢が電車に乗ったことがない。街に朽ちた駅があってもだ。
ただしアメリカには、ヨーロッパより強い鉄道輸送ネットワークがある。

↑アメリカの鉄道
1962

2005


●電車がアメリカで人気がない理由は、90%の場所は電車を使っても動き回るのに車が必要だからだと思う。さらに値段も高く時間もかかる。

↑そうだよ。唯一自分が電車を使ったのはミルウォーキーからシカゴだった。おかげでシカゴで運転せずに済んだ。

●電車が好き。だからもっとアメリカにいっぱいあればいいと思う。旅行のいい経験にもなる。飛行機よりね。

●自動車会社のロビー活動が鉄道システムを存続できなくしたと感じている。部分的には……うまく機能出来るスペースもあると思ったが、出来なかったね。

↑自動車会社のロビー活動、石油会社のロビー活動、飛行機会社のロビー活動……好きなのを選んで。

↑高速道路のロビー活動もね。


車社会や国土の広さによるところが大きいのでしょうが、お酒好きには不便な気もします。

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