竹内涼真主演『六本木クラス』初回放送に賛否真っ二つ「忠実」「寄せすぎ」

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7月7日、竹内涼真(29)主演のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の初回が放送された。大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイクであることから放送前から注目を集めていた今作。第一話に対する視聴者の反応はさまざまだった。

六本木クラス』は竹内演じる六本木の居酒屋の店長・宮部新が仲間とともに飲食業界での成功を目指し奮闘する物語。韓国版のストーリーを踏襲した内容になるとみられるが、放送前から韓国版のファンはある懸念を抱いていたようだ。

「韓国ドラマでヒットした作品でも、必ずしもリメイク版がうまくいくわけではありません。実際、韓国で最高視聴率33.2%を記録した『星から来たあなた』は今年2月にAmazonプライムビデオで日本版リメイクが配信されましたが、あまり話題にはなっていません。

オリジナルとリメイクとでは作品の雰囲気などが変わってしまうこともあるので、『梨泰院クラス』のファンのなかにはリメイク版の制作に否定的な人もいたようです」(制作関係者)

そして迎えた初回放送。竹内演じる主人公やその初恋の人・楠木優香(新木優子・28)の高校時代から物語はスタートした。

「意外にも“韓国版に忠実”という声が多かったようです。特に竹内さん演じる主人公が同級生(早乙女太一さん・30)を殴る場面は、韓国版と同じように雨が降りしきっていました。新木さんの役どころは韓国版ではスアにあたりますが、新木さんの好演が光り、SNS上で《六本木クラスめっちゃ忠実だし、何よりもキャスティングが解釈一致すぎる》といった声があがるなど評判は上々でした」(テレビ誌ライター)

いっぽうで、あまりの“再現度”に違和感を覚える人もいたようで……。

「竹内さんは韓国版同様、特徴的なイガグリ頭にして今作に臨んでいますが、《六本木クラス、髪型まで真似る必要あるか?》《やっぱりこの髪型クソダサい》などと声があがっています」(前出・制作関係者)

前出のテレビ誌ライターも次のように話す。

「カメラワークなども韓国版をかなり忠実に再現しているようなシーンもあり、《梨泰院クラスに寄せすぎ 見る意味あるかこれw》などと視聴者がリアクションしています。

製作陣は『六本木クラス』が韓国版とかけ離れた作品になり視聴者の反感を買うのを恐れているのかもしれませんが、あまりに韓国版を意識しすぎているようにも思えます。本家を意識しつつも日本版ならではのオリジナリティが今後出てくると良いのですが……」

まだ放送は始まったばかり。今後は『六本木クラス』ならではの演出が見られるかも!?