牛乳パックで「ラディッシュ」育ててみた!35日で収穫できた♪初心者でも簡単だった件【東京農ライフ】

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まん丸フォルムが愛らしく、料理に彩りを与えてくれるラディッシュ(はつか大根)。サラダ等に入っているだけで、おしゃれ感が増しますよね。わざわざ買いに行かなくても食べられたらいいのに! という気持ちから育ててみたら、あら簡単! 立派な畑や大きなプランターを置く場所がないわが家でも、たったの1か月で立派なラディッシュを収穫することができました。今回は実際に牛乳パックを使って、種から育てた成長の様子をレポしていこうと思います。

沖縄農家が企画した「#スイカプロジェクト2022」にジョイン♡して種まきしてみた!

プランターに使ったのは牛乳パック



空になった牛乳パックをプランターの代わりにして育ててみました。
牛乳パックの注ぎ口をホッチキスで止め、容器の横面をくり抜き、下方に排水用の穴を開けるだけでできる簡単プランターをDIY。

その中に土を入れていきます。水やりをすると土が沈んでくるので口までいっぱいに入れてOK。ホームセンターなどで販売されている「野菜の土」「野菜の培養土」と書いてあるものであれば、既に必要な肥料などが調整済です。そのまま使うことができて便利ですよ。

種をまいてみた!

プランターに対して平行に指で土に1㎝程度の筋をつけます。そこに点々と種をまいた後、土を優しく被せます。



次に水やりをします。排水穴から水が出てくるまでたっぷり水をあげます。水圧でタネが深く埋もれてしまったり、流れて端に寄ってしまったりするのを防ぐため、水が優しく出るジョウロもしくは、霧吹きを使うのがオススメです。発芽するまでは湿った状態をキープします。

5日目に発芽!!

5日経つと…ぴょこぴょこと芽が出てきました!



牛乳パックのような小さなプランターは、土が少なく水が不足しがちです。表面の土が乾燥していたら、しっかりと水やりをしていきます。

反対に水をあげすぎたり日照不足になったりすると、徒長というひょろひょろの状態になることがあるので要注意です。

20日目に本葉も出てきた!!

曲がったものや、成長の遅いもの、株同士が近すぎるものを間引きしていきます。最終的に4本になるように間引きしてみました。



間引きした葉や根は食べられるので、夕ご飯のお味噌汁に投入。間引いた後は水やりの代わりに液肥を施しました。こちら、なくても問題ありません。

22日目に…葉っぱに穴が!!!!

ヨトウムシがラディッシュの葉を食べているのを発見!  そっと取り除きました。

わたしがベランダ栽培をしていてよく出会うアオムシも、アブラナ科のラディッシュの葉が大好物。葉の穴あき、黒いフンを見つけたら葉の裏に虫が隠れていないかチェックしてください! そのままにしておくと、あっという間に葉が丸裸にされてしまいます…。

ラディッシュは栽培期間が短いので、できるだけ農薬を使わずに病虫被害に打ち勝ちたいですね。 

35日目に…2㎝程に! 待ちに待った収穫♡

ラディッシュが見え始めたら、まわりの土を少し寄せて被せてあげます。



2cmくらいになったら、いよいよ収穫! 子ども達に収穫してもらいました。スポンと引き抜くだけなので、小さい子でも簡単!

ラディッシュは収穫が遅れると、スカスカになって味が落ちてしまいます。もう少し大きくなったら…という気持ちを抑えて収穫するのがオススメです。

収穫時期をずらして、コンスタントに収穫

ラディッシュは根物野菜なので、実がたくさんなる野菜とは違って、1度収穫するともう採ることができないのがさみしいところ。



しかし、牛乳パックのような廃材でも気軽に栽培できるので、いろいろな場所で複数育てて収穫する量を増やすことも可能です。

わが家では2週間毎に種をまくことで収穫の時期をずらし、コンスタントに収穫できるようにしていますよ。



種まきから収穫までたった1か月。タネの袋に記載されている発芽適温、生育適温を参考にしながら温度管理、病害虫予防を行えば、大きなプランターや広い場所がなくても育てることができますよ。ラディッシュってとっても優秀ですね。

野菜作り初心者さんでも簡単なので、ぜひ育ててみてくださいね。

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