ちむどんどん新キャラに「すごい既視感」 6年前の朝ドラそっくり?片桐はいり教師役に反響
俳優の片桐はいりさんが、2022年4月26日のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に初登場。クセのある音楽教師役を演じたのだが、そのキャラクターが朝ドラファンの間で思わぬ注目を集めている。
「音楽は魂の叫び!」 シャイな歌子もタジタジ...
沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている今作。1964年、まだアメリカ統治下だった本島北部「やんばる地域」を舞台に、主人公・比嘉暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけて料理人を目指す物語。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。
※以下、ネタバレを含みます。
暢子の妹・歌子(上白石萌歌さん)は、病気がちでシャイな性格。亡き父から唄三線の手ほどきを受け、立派に演奏できるが、恥ずかしがって家族以外の前ではなかなか歌うことが出来ない。
ある日の放課後、音楽室にやってきた歌子。1人でピアノに触れて楽しむなか、そこに同級生の英子(杏花さん)が現れ、「音楽好きなの? なんか楽器できる?」と質問。歌子が大きく頷き「...三線」と返答すると、英子は「よかった。ちゃんとしゃべれるさぁ」と笑みを浮かべる。
その後、歌子がその場から立ち去ろうとすると、2人の会話を盗み見ていた片桐さん演じる赤い縁のメガネをかけた音楽教師・下地響子が登場。歌子の前に立ちはだかり、「音楽は魂の叫び!」と言い放つと、歌子にじりじりと詰め寄っていった。
クセつよな教師役再来に「歌子の救いになってくれそうな予感」
片桐さんといえば、2016年4月期に放送された朝ドラ「とと姉ちゃん」でも教師・東堂チヨ役で出演。昭和初期の時代では新進的な思想を持っており、生徒からは「変わり者」扱いをされるような人物だった。
のちに雑誌「あなたの暮し(暮しの手帖)」を創刊することになる同作の主人公・小橋常子(高畑充希さん)は、彼女の勧めで雑誌「青鞜」を読み、女性の働き方や将来への考えに大きな影響を受けることとなった。
視聴者からは、片桐さんの教師役再来について、
「片桐はいりさん、相変わらず個性的な感じでいいなあー! 好きです! とと姉ちゃんのときの先生もいい先生だった!」
「片桐はいりさん演じる下地先生に期待大。とと姉ちゃんの東堂先生を彷彿させる」
「明日から楽しみ! とと姉ちゃんの時もインパクト最高だったよね」
「先生役の片桐はいりさん、『原始、女性は太陽であった』って言いそうだった」
「片桐はいりさん、前にもこんな先生役やってなかったっけ、ってすごい既視感あったんだけど、あれだ、とと姉ちゃんで高畑充希さんに技術ノウハウ支援してくれた先生だ。今回も音楽に関して歌子の救いになってくれそうな予感」
などと歓喜の声が多くあがっている。