【海外発!Breaking News】出張中にホテルのトイレで出産した女性「便器に落ちた赤ちゃんを思わず拾いあげた」(米)<動画あり>
予定日を数週間後に控えた女性が今月1日、ホテルのトイレで男の子を出産した。女性は便意を催しトイレに座ったところ、赤ちゃんが便器内に落ちてしまったという。女性の「まさか!」という驚きの声が聞こえてきそうなニュースを『People.com』などが伝えている。
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米ルイジアナ州に住むグラフィックデザイナーのヴィクトーヤ・ヴェニースさん(Victoya Venise)は1日、出張で滞在していたジョージア州アトランタ郊外のホテルで腹痛に襲われた。
ちょうど4歳の娘が胃腸炎を患ったばかりで、ヴィクトーヤさんは「きっと私も娘と同じだわ」とトイレに直行したものの、便座に座った瞬間「これはただ事でない」と気付いた。
ヴィクトーヤさんは「座った直後に振り向いて見ると赤ちゃんがいたの。私はハッと息をのみ、急いでその子をトイレの中からすくい上げたわ」と当時のことを振り返り、こう続けた。
「その後はタオルを見つけて赤ちゃんをくるんだの。そしてトイレに座ったままで母に電話したわ。」
「母には『たった今、赤ちゃんが生まれたわ。それは男の子で、トイレの中に落ちたのよ!』と伝えると、母は『911(緊急通報用電話番号)に電話しなさい! 911に電話よ!』と叫んでいたわ。」
こうして救急隊が駆けつけ、ヴィクトーヤさんと男児はホテルから約3.2キロ(2マイル)のノースサイド病院に搬送され、その日の晩には病院を後にした。2人とも健康状態は良好で、出生届にはホテルの名前である「Extended Stay America」が記されることになるという。
ヴィクトーヤさんのお腹はあまり大きくならなかったようだが、『People.com』は出産時に妊娠37週だったことを伝えている。出産後は病院のスタッフから「一歩間違えば危険な出産だった」と言われたそうで、ヴィクトーヤさんは「自分で息子を取り上げたことは大きな自信になったの。この出産で私の人生は大きく変わったのよ」と続けた。
実はヴィクトーヤさんはシングルマザーで、「赤ちゃんが誕生したら、働きながら2人の子を育てるのは難しいだろう」と養子に出す予定でいた。しかし出産後に気持ちが変わったそうで、その理由についてこのように明かしている。
「あの経験で息子との間により強い絆が生まれた気がして。出産後に私は自分の強さというものを過少評価していたことに気付いたの。そして『あんなことができたのだから、息子の世話も自分でできる』と信じることができるようになったのよ。苦難に立ち向かう勇気をもらったの。」
2人の母となりよりたくましくなったヴィクトーヤさんは、母が住むアトランタに引っ越す計画を立てているそうで「まずは赤ちゃんに必要なものを買いそろえるわ」と興奮気味に語った。
なお男児の名前だが、ヴィクトーヤさんの祖父のニックネームであり、困難や障害が大きいことを意味する“ロッキー(Rocky)”に決まったという。ヴィクトーヤさんは「とにかく初っ端から大変だったし、これからは強い、ファイターになるという意味も含めてピッタリの名前だと思うわ」と笑った。
画像は『New York Post 2022年4月7日付「Surprise delivery! Woman births healthy baby on hotel toilet」(FOX 5 Atlanta)』『Victoya Venise 2022年4月6日付Facebook「So this happened last week y’all」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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米ルイジアナ州に住むグラフィックデザイナーのヴィクトーヤ・ヴェニースさん(Victoya Venise)は1日、出張で滞在していたジョージア州アトランタ郊外のホテルで腹痛に襲われた。
ヴィクトーヤさんは「座った直後に振り向いて見ると赤ちゃんがいたの。私はハッと息をのみ、急いでその子をトイレの中からすくい上げたわ」と当時のことを振り返り、こう続けた。
「その後はタオルを見つけて赤ちゃんをくるんだの。そしてトイレに座ったままで母に電話したわ。」
「母には『たった今、赤ちゃんが生まれたわ。それは男の子で、トイレの中に落ちたのよ!』と伝えると、母は『911(緊急通報用電話番号)に電話しなさい! 911に電話よ!』と叫んでいたわ。」
こうして救急隊が駆けつけ、ヴィクトーヤさんと男児はホテルから約3.2キロ(2マイル)のノースサイド病院に搬送され、その日の晩には病院を後にした。2人とも健康状態は良好で、出生届にはホテルの名前である「Extended Stay America」が記されることになるという。
ヴィクトーヤさんのお腹はあまり大きくならなかったようだが、『People.com』は出産時に妊娠37週だったことを伝えている。出産後は病院のスタッフから「一歩間違えば危険な出産だった」と言われたそうで、ヴィクトーヤさんは「自分で息子を取り上げたことは大きな自信になったの。この出産で私の人生は大きく変わったのよ」と続けた。
実はヴィクトーヤさんはシングルマザーで、「赤ちゃんが誕生したら、働きながら2人の子を育てるのは難しいだろう」と養子に出す予定でいた。しかし出産後に気持ちが変わったそうで、その理由についてこのように明かしている。
「あの経験で息子との間により強い絆が生まれた気がして。出産後に私は自分の強さというものを過少評価していたことに気付いたの。そして『あんなことができたのだから、息子の世話も自分でできる』と信じることができるようになったのよ。苦難に立ち向かう勇気をもらったの。」
2人の母となりよりたくましくなったヴィクトーヤさんは、母が住むアトランタに引っ越す計画を立てているそうで「まずは赤ちゃんに必要なものを買いそろえるわ」と興奮気味に語った。
なお男児の名前だが、ヴィクトーヤさんの祖父のニックネームであり、困難や障害が大きいことを意味する“ロッキー(Rocky)”に決まったという。ヴィクトーヤさんは「とにかく初っ端から大変だったし、これからは強い、ファイターになるという意味も含めてピッタリの名前だと思うわ」と笑った。
画像は『New York Post 2022年4月7日付「Surprise delivery! Woman births healthy baby on hotel toilet」(FOX 5 Atlanta)』『Victoya Venise 2022年4月6日付Facebook「So this happened last week y’all」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)