新生「富士山麓電気鉄道」発足 富士急から鉄道分社化 終電も繰り下げ!
創業当時の名前に戻ります!
フジサン特急も復活
山梨県の富士急行が2022年春、大きく変わります。4月1日(金)に鉄道事業を分社化、グループ会社である「富士山麓電気鉄道」に承継するほか、これに先立つ3月12日(土)には富士急行線のダイヤ改正も実施されます。
運行を再開するフジサン特急(画像:富士急行)。
ダイヤ改正では終電の繰り下げが実施されます。下りの大月駅発最終の河口湖行きは、22時52分発から23時10分発に改正。これにより、JR新宿駅22時00分発の特急列車から、大月駅で河口湖行き最終に乗り換えられるようになるといいます。
また、2020年4月以来運休していた「フジサン特急」が、土休日のみ2往復で復活。これにより、土休日の特急列車は、フジサン特急を含めた1日8往復体制となるそうです。ただし観光列車「富士登山電車」は引き続き運休です。
4月1日から鉄道事業を承継する富士山麓電気鉄道は、1926(昭和2)年に富士急行が創立した当時の社名です。これを復活させることで、従来より地域に密着した鉄道会社にしたいとのこと。なお、路線名はこれまで通り「富士急行線」です。