売店閉鎖の高校で移動販売&キッチンカー 広島・東広島市
東広島市豊栄町にある県立賀茂北高校。全校生徒は97人、町内唯一の高校です。
ここ数年で生徒数が減り今は1学年1クラスに。学校の存続も心配されています。
そんな中、校内にあった売店が今年の夏閉鎖してしまいました。
(賀茂北高校松本雅樹校長)
「昼休みの売店が閉鎖の状態になった困ったなぁと(PTAに)相談したらみんなで考えよう生徒のために動こうと言ってもらってたどり着いたのがキッチンカー」
昼休み授業を終えた生徒たちが真っ先に向かった先は…。
(生徒)
「肉買う?肉ある肉ある また肉ある肉買おうやチャーハンあるよチャーハン良いよなぁ」
(生徒)
「ダッシュです みんなダッシュですなくなる前にダッシュです」
売られているのは弁当やパンなど売店の定番商品にくわえ、にぎり寿司やフルーツまで。
また、曜日ごとにキッチンカーもやってきて、カレーや手作りパンなども販売されます。
(生徒)
(Q何を買った)「お刺身を買いましたおいしそうだったので」
(生徒)
「けっこう頻繁に利用させてもらっていますありがたいですね正直 助かります昼とか毎日楽しみながらどれにしようかなと選んでいるので」
(生徒)
「楽しみですね いろいろな種類があるので何があるのかなと面白いです感謝です、ありがとうございます」
普段は個人の家などをまわっている移動スーパー、学校での販売は初めてということです。
(移動スーパーとくし丸児玉玲子さん)
「まだきょうで2日目だがきょうはたくさん生徒さんが来てくれて良かったかわいいですね」
(賀茂北高校 松本雅樹校長)
「本当に感謝しかありません地域は賀茂北高校の存続で発展してもらいたいという気持ちが強くある、良い高校生活をして卒業して良かったと思えるようにいろいろなことを頑張っていきたい」
地域のあたたかさに包まれて、生徒たちは楽しい学校生活を送っているようです。