027_ SNS・メディア_Michika

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ママたち世代の間で使用頻度の高いメッセージアプリ「LINE」。やり取りをする際に目にするアイコンにこだわっている人もいるのではないでしょうか。

先日ママスタコミュニテイに、「ダンナさんのLINEアイコンは何?」という投稿があがりました。投稿者さんは「お子さんの写真を使ったりしているのかな?」と思ったそうなのですが、実際のところどうなのでしょう?

子どもの写真は使わない!個人情報保護に敏感なダンナさん

集まったコメントの半数以上は「子どもの写真ではない」というものでした。

『していない。子どもの写真をSNSに使うなんておかしい、という考え方』


『していないよ。仮にしていたら、変えさせるわ。個人情報をアイコンにするなんてありえなーい』


子どもを犯罪から守りたい、プライバシーを大切にしたいという意識が高まっているのも理由でしょう。

ペット、趣味……。アイコンから個性が見えてくる?

子どもの写真を使わないダンナさんたちは何をアイコンにしているのでしょう。

動物系



『飼い犬の柴犬』


『ペットのうさぎの写真。私も同じく』


動物系は定番ですね。ペットに限らず、かわいい犬や猫の写真を使う人もいますよね。見るたびに癒やされそうです。

趣味系



『子どもの写真にはしてないし、したことはない。自分のバイクとか、どこかで撮った景色とか』


『釣りが好きだから、自分で釣ったアオリイカになっている』


好きなものをアイコンにすると、パーソナリティーがいっそう伝わりそうです。

その他



『仕事でお客さんとLINEをするから、会社のロゴにしている』


『好きなメーカーの食パン1枚』


『未設定。私の周りで未設定なのは、夫と実父だけ。いまさら画像のアイコンにするのが恥ずかしいらしい』


『妻(私)が描いたダンナの似顔絵を加工して動画にしたのを、アイコンにしてくれている。写真をタップすると動く』


『なぜか狛犬……』


家族以外の写真を使うダンナさんたち。それぞれにこだわりがあってアイコンを決めているようです。

子どもの写真を使う場合はひと工夫

少数派とはいえ、子どもの写真をアイコンにしているダンナさんもいるようですが、多くは使い方に工夫をしていました。

『今は年長の娘が、まだ1歳頃の写真にしている』


『娘と息子の、2年前くらいの写真。大きな綿あめで隠れていて顔は見えてない。お気に入りらしい』


『子どもたちと自分が並んだ、後ろ姿の写真。定期的に入れ替えているけど、歴代のアイコンだけみるとシングルファーザーのよう』


顔がはっきり見えなかったり、後ろ姿だったり。個人を特定されない形で使う工夫をしているようですね。

『家族でハワイに行ったときに、ラニカイ・ビーチで撮った子どもたちの後ろ姿。もう何年も同じ画像。子どもたちが大きくなったから変な感じはするけど、天気がとてもよくてビーチがきれい。いい写真だからずっと変えないのかな』


子どもたちの幼かった頃の写真を入れている人もいるようです。今は思春期真っ只中だったとしても、「この頃はかわいかったなぁ」と思い出に浸れるかもしれませんね。

アイコンは妻と子ども。「浮気しません」の意志表示?

『子どもが産まれて20年、子どもの写真を使ったことなんて一度もないんじゃないのかな(子どもが赤ちゃんのときにLINEはなかったけど)。あわよくば、自分には子どもがいないことにしたいんじゃない?』


アイコンを子どもの写真にしている男性がいたとしたら、たしかに「子煩悩なパパ」というイメージにつながりそうです。裏を返せば絶対に子どもの写真を使わない男性は、独身気分を味わいたい……のでしょうか?

『うちの子の画像を私が設定した。不倫防止(笑)』


なかなか戦略家の奥さんです。やり取りをするたびに子どもの顔が登場すれば、不倫相手のテンションも下がりそうですね。

家族写真を使うダンナさんは……

「子どもの写真は使っていない」というダンナさんが多数を占めるなかで、「家族写真」を使っている人も現れました。

『私と子どもの写真をアイコンに』


『アイコンじゃなくて待ち受け画面だけど、子どもが産まれる前の夫婦ツーショット。もう何年も変えてない』


『背景が子どもたちが小さい頃の写真。で、アイコンは長女と私……。やばいね(笑)』


奥さんがアイコンだなんて、何てラブラブなのでしょう! 自分の友人たちとのやり取りにも奥さんが登場する! ということですよね。周囲から冷やかされることも十分に想像できるのに、それでも使い続けるなんて……。こだわりのないダンナさん? いえいえ、奥さん一筋のダンナさんなのでしょう。

たかがアイコン、されどアイコン。LINEで使う小さな小さな画像からは、ダンナさんの個性(と、家族愛?)が見えてくるようです!

文・鈴木麻子  編集・すずらん イラスト・Michika