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IoT・AIソリューション開発の株式会社SGSTは、新型コロナウイルス対応として飲食店、レジャー施設、医療機関向けにロボットによる人的サービスの非接触化の展開を進めており、2021年8月17日、Pudu Robotics社(本社:中国深圳市)製の広告ディスプレイ付き配膳・受付ロボット「kettyBot」の販売を開始することを発表した。

広告ディスプレイ付配膳ロボット

大型広告用画面

●配膳ロボット「KettyBot」の概要
KettyBotは優れた障害物回避能力や移動能力を有する最新式の広告ディスプレイ付配膳ロボットだ。AI音声対話機能、SLAM機能、複数ロボット協働作業機能等を有し、レストランにおける配膳&食器回収、広告巡回を安全かつ正確に行う。1回の走行で複数テーブルに効率よく配膳可能。新型コロナ禍における感染リスクの減少や人件費削減だけでなく、エリア内広告マーケティングにも高い効果を発揮する。

●「KettyBot」の仕様

・機能
・AI音声対話機能(利用者への挨拶、簡単なコミュニケーションが可能)
・SLAM機能(自己位置推定&障害物回避)
・大型広告画面(18.5インチ=約47cm):カスタマイズされた宣伝用広告やメニュー・動画などが表示できる
・自律ナビゲーション計画(複数テーブル配膳、食器回収モード、巡回モード、誕生日モード)
・RGBDカメラ、光センサー、タッチセンサー、IMU(慣性計測ユニット)搭載:外部からの追突、衝撃に対応

・運搬能力
30kg

・フル充電
4.5h(バッテリー残量が一定以下になると自動的にバッテリースタンドに帰還)

・巡回速度
1.2m/秒

・クリアランス
55cm幅の通過OK

・サイズ
460×440×1120mm


飲食店での利用イメージ

■【動画】KettyBotの機能-食べ物を配達したりゲストに挨拶したりするためのKettyBot:


●同社のロボットソリューションについて
同社では新型コロナウイルス対応で疲弊する飲食店や医療機関スタッフの負荷軽減を目的として、AI搭載のロボットによる非接触サービス化を提案している。飲食店での配膳ロボットの活用で感染リスクの低減や人件費削減が期待できるだけでなく、医療機関における紫外線照射ロボットの活用で効率的な除菌作業を実現。また、規模の大きい病院では、院内の案内係ロボットとしての活用提案を予定している。

SGST Smart Base Tokyo

●Pudu Roboticsとは
2016年に設立した、中国深圳市に本社を置くロボットの開発/生産/販売会社であるPudu Roboticsは、障害物を回避しながら自律走行するロボットを多数リリースしており、飲食店における配膳ロボットの領域では欧米、アジアにおいて既に2,000店以上に導入されている。


Pudu Robotics社からのメッセージ:

コロナ禍における配膳ロボットの需要増大に鑑み、Pudu Robotics社は日本市場での代理店網の拡充を急務と捉え、IoT、AI領域で実績のあるSGST社と協力体制を構築することと致しました。SGST社のもつ企画提案力、インテグレーション力に大いに期待するところであります。


「KettyBot」製品ページ::
https://www.pudurobotics.jp/


(ロボスタ編集部)