「最後の晩餐」がモチーフ。「メズム東京」に芸術性あふれる新感覚のアフタヌーンティーが登場
新感覚アフタヌーンティー第3弾は「最後の晩餐」がモチーフ
JR東日本グループの日本ホテル株式会社と世界最大のホテルチェーン、米マリオット・インターナショナルとの初提携ホテルで、東京の“今”の躍動感や波長と共鳴し、五感を魅了する数々のこだわりでお客さまをお迎えする『メズム東京、オートグラフ コレクションに新感覚アフタヌーンティーが登場。
ダリの「記憶の固執」、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に引き続き、第3弾となる今回は、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」がモチーフ。
イエス・キリストが12人の弟子と共に食卓を囲み、弟子の1人による裏切りを静かに予言する情景を、登場人物の生い立ちや縁のある地などにちなんだバラエティ豊かなスイーツ&セイボリー13種類とペアリングモクテルで表現しています。
美術史に残るレオナルド・ダ・ヴィンチのつかの間の休息をイメージ
洋梨のモクテル&グリッシーニの生ハム巻き
まずは、天才画家であるとともに彫刻家、建築家、科学者、哲学者としてあらゆる方面にその才能をくりひろげ、「万能の天才」と称されたレオナルド・ダ・ヴィンチのつかの間の休息をイメージしたひと品が登場。
パレット型の皿の上に、洋梨のやさしい甘さが広がるオリジナルモクテルと、イタリア発祥の棒状のパン「グリッシーニ」に生ハムを巻き付けたイタリアではポピュラーなおつまみをセットです。
※洋梨のモクテル:ジャスミンティー、シロップ、洋梨ピューレ、卵白、レモンジュース
名画「最後の晩餐」の登場人物を表現したスイーツ&セイボリー
向かって左から紹介。
ハマンの耳 / バルトロマイ
バルトロマイの故郷、イスラエルの伝統菓子で、型抜きした生地でフィリングを包み三角形に成形したクッキー。イスラエルの祭日「プリム」には欠かせない代表的なスイーツです。
バルトロマイがフィリポと出会う前にイチジクの木の下にいたことをイエスに言い当てられたという逸話から、イチジクのジャムが包まれています。甘さ控えめでサクサクとした食感のクッキーと、しっとりとしたイチジクのジャムが織りなす絶妙なハーモニーをお楽しみください。
シチリア産レモンのシャーベット / 小ヤコブ(アルファイの子ヤコブ)
小ヤコブは、イスラエル北部ナザレ出身で、初代エルサレム司教。イタリアのサンティ・ドーディチ・アポストリ聖堂(十二使徒聖堂)に遺骨が安置されていると言われていることから、イタリア・シチリア産レモンを使ったシャーベットが登場します。爽やかで、甘酸っぱくヘルシーな、暑い夏にぴったりのスイーツです。
魚の形のミートパイ / アンデレ
ペトロの弟、洗礼者ヨハネの弟子でもある元漁師のアンデレにちなんだセイボリーは、魚の形をしたミートパイ。サクサクとした食感で食べ応えがあります。
アンデレが漁師であったことと、アンデレが連れてきた少年が持っていた5つのパンと2匹の魚を前にイエスが感謝の祈りを唱えると、不思議なことに5000人の群衆を満腹にしたという奇跡「5つのパンと2匹の魚」より着想を得ています。
チョコサンド / ユダ(イスカリオテのユダ)
銀貨30枚でイエスを売り渡し、最後の晩餐の翌日にイエスが十字架に磔にされたため、「裏切り者」の代名詞的存在となったユダ。
銀貨を連想させる丸い形のクッキーに、濃厚なチョコレートをぎっしりとサンドしています。芳醇な香りの余韻とともにお楽しみください。
マリトッツォ / ペテロ
12使徒の最年老ペテロの縁の地であるイタリア・ローマの伝統菓子で、日本でもいま話題のマリトッツォ。ほんのりバターが香るふわふわなブリオッシュ生地に、カスタードと泡立てた生クリームを合わせた濃厚なディプロマットクリームと苺を挟み、キルシュ風味に仕上げています。
カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ(聖ペテロ)大聖堂のクーポラ(ドーム)を彷彿とさせる丸いフォルムが特徴です。新鮮な苺のほどよい酸味とチェリーの香りをアクセントに、やさしい甘さに仕上げた歴史あるスイーツです。
レバニ / ヨハネ
イエスの死後、聖母マリアのお世話をするため、マリアと共に古代都市エフェソス(現トルコ)へ移住したヨハネ。
レバニは、古くはローマ帝国・オスマン帝国時代から続くトルコの伝統的なデザートで、やわらかい黄色のスポンジにやさしく懐かしい甘さを感じられるシロップをしっとり染み込ませた、トルコ風スポンジケーキです。口の中で香りとともにシロップが溶け出し、暑い日にはクセになる甘さです。
パン・ド・カンパーニュ(チーズ入り) / イエス・キリスト
「最後の晩餐」にて、イエスはパンを取り「これがわたしのからだである」と言い、杯を取り「これがわたしの血である」と言って弟子たちに与えたという有名な伝承から着想を得たひと品。
外はカリカリ、中はもっちりとした食感が楽しめ、昔ながらの素朴な風味が特徴です。ペアリングのワインのモクテルとともにお楽しみください。
クルフィ / トマス
トマスは、イエス亡き後インド方面での宣教活動に励み、南インドには聖トマスを祀る教会があります。
インドの伝統的アイス、クルフィから着想を得て、栄養価の高いトウモロコシを使った濃厚でクリーミーなアイスに、カルダモンのエキゾチックな風味と爽やかな香りを添えて、大人な味わいに仕上げています。
タルタ・デ・サンティアゴ / 大ヤコブ(ゼベダイの子ヤコブ)
スペイン・ガリシア地方の都市、サンティアゴ・デ・コンポステーラの伝統菓子。この地には、スペインで布教活動を行っていた大ヤコブ(聖ヤコブ:スペイン語ではサンティアゴ)の遺骨がまつられており、ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられています。
「聖ヤコブのケーキ」という意味の、サンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で生まれた言われているシンプルな味わいのアーモンドケーキが、巡礼のシンボルにもなっているホタテ貝をイメージした形で登場します。
キュネフェ / フィリポ
キネフェはトルコや中東一帯で親しまれている伝統的菓子で、カダイフという小麦粉で作られる細い麺状のパリパリの生地を焼き上げ、仕上げに、ローズ香る自家製シロップやナッツをトッピング。ローズシロップでほどよくしっとりとした生地のサクサクとした食感がやみつきになってしまう不思議なおいしさです。
ピッザ・マルゲリータ / マタイ
マタイはローマ帝国の微税人であったことから、ローマ名物のひとつ、ローマ風ピッザが登場。
低温で長い時間をかけてじっくり鉄板で焼き上げた生地は、薄くてカリカリした食感が特徴です。ローマの街中では、好きな分量を四角く切って量り売りするスタイルが親しまれているため、四角い形で提供されます。
ティラミス / タダイ(聖ユダ)
タダイが眠る地・イタリアを代表するドルチェと言えば、エスプレッソとリキュールを染み込ませたスポンジケーキと、イタリア特産のマスカルポーネチーズで作ったやわらかいケーキとして有名なティラミス。「私を元気づけて」という意味の名称の通り、口に含むと思わず元気が溢れ出るひと品です。
マハラベイヤ / シモン(熱心党のシモン)
エジプト風のやわらかいミルクプリンであるマハラベイヤから着想を得た、シンプルなミルクの風味と米粉を使った独特な舌触り、そしてカルダモンと黒コショウのエキゾチックな香りの組み合わせた甘さ控えめなスイーツです。
スイーツ&セイボリーと楽しむ2種類のペアリングモクテル
赤ワインのモクテル
茶葉を使って赤ワインの渋みを再現し、ジンジャーの心地よい刺激が爽やかなオリジナルモクテル。(グレープジュース、アールグレイ茶葉、イングリッシュブレックファスト茶葉、ラズベリージュース、ジンジャーコーディアル)
白ワインのモクテル
マスカットジュースとほろ苦い酸味あるカカオニブを使い、白ワイン特有の樽香を表現したオリジナルモクテル。(マスカットジュース、カモミール、カカオニブ)
開催概要
アフタヌーン・エキシビジョン第3弾「サパー(Supper)」
■提供期間:2021年7月1日(木)~10月29日(金) 平日限定
■提供時間:14:00~ / 15:00~
■提供場所:メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
■料金:4,950円 (消費税・15%のサービス料込み)
■キャンセル料:7日前 ~ 3日前50% / 前日・当日100%
■予約:ホテル公式サイトより(2日前の22:00までの予約が必要です)