食楽web

　世の中には猫好き、犬好きの人がたくさんいますが、筆者はパンダ好き。あの白黒のボテッとしたフォルムはもちろん、日がな笹を貪り続け、眠くなったらベチャ~ッと、木や地面にとろけるように寝ている姿をみると、なんとなく癒されてしまうのです。

　ただ、パンダを飼うことはできませんし、いい大人がぬいぐるみを買うのもなんだし。そこで、もっぱら動物園で眺めたり、映像を観たりしているだけなのですが、先日、とある知人から、「パンダ醤油皿」を1枚もらいました。それがあまりにも可愛いくて、ネットで調べて、全6種類の絵柄を揃えてしまうという大人買いをしてしまいました。

「パンダ醤油皿」はアフタヌーンティーリビングで1つ418円。なお、通販でも購入可能

　そして、最近は食事の際に活躍しているのでご紹介したいと思い、こうして記事を書き始めたのですが、正直あまり細かく説明するほどのことはありません。なんと言っても、真っ白な醤油皿に、パンダのイラストが凸凹で描かれているだけなんです。

　醤油を注ぐと、その凹凸に醤油色の濃淡ができ、パンダの絵柄が浮き出てくるという仕掛け。のそのそと歩く姿、笹をかじっている姿。ボケーッとした横顔。どれもありがちなパンダの姿。とくに背中を丸め、ボテ~ッとしたお餅のような後ろ姿は、浮き出るたびに、「う~、可愛い！」と思ってしまうのです。

醤油を注ぐとこのようにパンダがきれいに浮き出てきます

「いい大人が…」とも思いますが、外出自粛生活でおうちご飯が長引き、そんな中での癒しグッズです。ちなみに、パンダ以外にもワンちゃんや猫ちゃんバージョンもあるようなので、ぜひネットで検索して探してみてください。

（撮影・文◎土原亜子）