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 外出自粛生活にもすっかり慣れると同時に、自宅で焼肉を食べる機会が増えました。なんと言っても、焼肉はその名の通り、肉や野菜を各自焼くだけで済みます。

 ぶっちゃけ手抜き料理とさえ思える手軽さなのに、華やかでご馳走感にあふれていることもあり、家族の誰もが「お、今日は焼肉だ!」と、飽きもせず大喜びするので、ついつい回数が増えるわけです。

 とはいえ、いつも同じ味では飽きるというもの。毎回テンション高く飽きずに食べてもらえるように、最近はタレに凝っています。

カルディでいろんな調味料を買って味変

 定番のおろしポン酢、ワサビ醤油、塩胡椒、焼肉専用甘辛ダレだけでなく、「何か他にないかな?」と考えたときに役に立つお店がカルディです。そこで、カルディでお肉に合いそうなタレを探していたら、めちゃくちゃ優秀なアイテムに出合ったのです。

 それが、塩だれの素「焼肉ザパンチ」。塩だれと言っても、液体ではなくザクザクの顆粒状のタレというのが大きな特徴です。

「焼肉ザパンチ」(80g 426円)。“次世代焼肉だれ”と特記されている

 顆粒の内訳は、天日塩の大きめの結晶塩とフライドガーリック、黒胡椒、唐辛子。

 このままお肉に振りかけてもいいのですが、ボトル側面の「焼肉ザパンチの使い方」によれば、柑橘系果汁のレモンやゆず、すだち、はたまたお酢などをプラスすると、さらに美味しく食べられる、と書いてあります。というわけで、どう優秀なのかを紹介しましょう。

「焼肉ザパンチ」が超優秀な理由とは?

家庭用ロースターで焼肉の宴がスタート

 まずは、焼いたお肉に「焼肉ザパンチ」をそのままかけて食べてみると、肉からにじみ出てくる脂と、粗いザクザクの結晶塩が混じり合い、じゅわ~っとゆっくり溶けていきます。この脂と塩の組み合わせこそが、強い旨みの元。そこに、フライドガーリックの香りや唐辛子のスパイシーさがビンビン効いてきて、肉の美味しさをよりいっそう引き立てる、というわけなのです。

 そしてオススメの使い方にあったように、「焼肉ザパンチ」にレモン果汁を加えると、実にさわやか。さらに我が家では、ここに大根おろしの苦味をプラスして、カルビや豚トロなどのややこってり系の肉も美味しく、たくさん食べられるようにしています。

「焼肉ザパンチ」にレモンと大根おろしを加えて、お肉にのせてみました

 この「焼肉ザパンチ」がスゴいのは、実は焼肉だけでなく、パスタやアヒージョ、唐揚げの下味、さらに野菜や魚介などのグリル料理などにも大活躍すること。そして、一番筆者が活用しているのがチャーハンです。ザクザクの顆粒なので、パラパラ系のチャーハンを作るのにぴったり。

「焼肉ザパンチ」はチャーハンに抜群に合います

 というわけで、「焼肉ザパンチ」は、いろいろな料理に使えるうえ、これ1本で味付けがバシッと決まる優れものです。我が家では2週間で1本を使い切るくらい使いまくっています。ぜひ、皆さんも「焼肉ザパンチ」をいろいろなお料理に試してみてください。ホント、重宝しますよ!

(撮影・文◎土原亜子)