デュッセルドルフ期待の若手アペルカンプ真大、フルメニュー復帰
若手選手を、できることならば自軍のユースから世代別にステップアップさせていくということ。それは今季より取締役として復帰した、クラウス・アロフス氏がフォルトゥナ・デュッセルドルフの進むべき方針として掲げているものである。その中で今季にその真価を発揮した選手が、アペルカンプ真大だ。
昨シーズンでもフリードヘルム・フンケル監督の下、トップチームのメンバー入りを定期的に続けていた同選手は、その高いサッカーIQと創造性を兼ね備えたMFとして、プロとしての足がかりを築いており、ここのところの負傷離脱はチームにとって残念なところ。
開幕戦では負傷により少し出遅れたものの、今季は第3節より先発出場するとそこから急成長をみせ、時を追うごとにその重要性を増してきたアペルカンプは、最終的にどのようなシーズンの結末を迎えようとチームの中で大きな勝ち組の一人。契約は2024年迄ながら、他クラブからの注目はもはや明らかだ