「西野亮廣のマネージャーになりたくなかった」吉本社員の本音

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1月30日をもって吉本興業とのマネジメント契約が終了となった西野亮廣(40)。自身は円満退社を強調しているが、西野のSNSでの挙動が話題になったこともあり、“円満”をいぶかしむ声も上がっている。

西野はマネジメント契約終了が発表される3日前の先月27日、マネージャーとのLINEのやりとりを自身のTwitterにあげ、

《連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました》

と、不満を爆発させていた。

LINE画面のマネージャーの実名を隠すなどの対応をしなかったことへの批判が相次ぎ、なかには「パワハラではないか」という声もあった。これについては、その後、西野自身がオンライン「voicy」の「西野亮廣エンタメ研究所」で「今回、よくなかったなと反省しているのは、このタイミングでマネジャーとのLINEをSNSに出しちゃったこと」と反省の弁も述べている。

ある吉本興業関係者に話を聞くと……。

「正直、辞めてくれてホッとしてます。西野さんはマネージャーには常に上から目線でした。自分が指導してやっている、という意識が強いのか高圧的な態度や物言いも多かった。いつか自分も担当することになるかも、と思うと気が気でなかったです。これまで担当した人も疲弊してましたね」

当の西野は、2月1日に『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に出演した際、マネージャーとの関係性についてこう語っていた。

「僕の映画の仕事は4年スパン。他にも学校をつくったりとかは数年スパンになっていくけど、吉本興業のマネジメントの体制として、マネージャーは半年とか1年で代わってしまう。そうすると、企画立ち上げの時とそれを出す時のスタッフが違ってしまうとか、意思疎通ができていないとか、熱量が違うとかがずっと頻繁に起こっていて、これを何とかしないといけないよねって話し合いは、ずっと前からあったんです。(中略) (早いサイクルで)マネージャーが代わる、と言うことが難しかった。そこの引き継ぎがすごくストレスで、そこで詰めることもあった」

西野は担当マネージャーが頻繁に代わることで自身の仕事に支障が出ている、と伝えたかったようだ。前出の吉本興業関係者は、この西野の主張に反論する。

「吉本のマネジメントの体制を引き合いにだして説明していますが、吉本のほかのタレントは何年も同じマネージャーが担当することはよくありますよ。要は西野さんが例外だっただけ。

西野さんのマネージャーが半年や1年で代わってしまうのは、精神的負担が大きいからなんです。“西野さんの担当を外れたい”と上司やまわりに相談するのは毎度のことで、人事部に掛け合う人もいました」(前出・吉本興業関係者)

吉本興業には、エージェント契約も含め6,000人以上のタレントが在籍しているが……。

「そのなかでも“マネージャーとしてつきたくないタレントランキング”では1、2を争う、と吉本の社員の間で言われていましたよ(苦笑)」(前出・吉本興業関係者)

西野は先月30日、自身のTwitterで《吉本興業を卒業しました》という言葉とともに、《オラオラ喧嘩して辞めるわけではなく、お互いプラスになるような形を探った結果です》とつづっていた。

自身が退社したほうが吉本にとっても好都合になると自覚している、ということか。