北海道・奥尻空港でおととい12日(2020年9月)、函館空港行きの北海道エアシステム機でマスクの着用を拒否した男性が離陸直前におろされるトラブルがあった。飛行機内でのマスクをめぐっては、今月7日にもマスク着用を拒否した男性をめぐって緊急着陸する出来事が起きている。「モーニングショー」は、飛行機をおろされた男性2人に言い分を聞いた。

奥尻空港で飛行機を降ろされた男性A氏によると、機体が動き始めた時にマスクの着用を求められたが、義務ではないと言われたため「つけたくないのでつけません」と拒否した。客室乗務員から不着用の理由を問われたが、「答えたくないので答えません」と説明を拒んだという。

A氏は取材に対し、「マスクをすると苦しくなり、じんましんも出て皮膚科に行っている。必要なときはしているが、必要ないときは極力しないようにしている。今回も義務ではないのでしなくていいと思った。持病を公の場で言いたくなかった」と説明した。「健康の事情で、とひとこと言うわけにはいきませんでしたか」という番組スタッフの質問に対しては「向こうからそういうふうに聞いてもらえれば、答えたかもしれませんけど」と話していた。

マスク拒否の男性「答えたくなかった」「内面にかかわること」

A氏は機内での様子を自ら動画で撮影し、自身のツイッターには降機を命じる「命令書」と書かれた真っ赤な紙の写真も投稿している。北海道エアシステムは「事情がわかれば他の乗客との席を離すなどの対応がとれた」と説明している。

一方、今月7日に釧路空港発関西空港行きピーチ・アビエーション機でマスクの着用をめぐってトラブルとなり、新潟空港で降ろされた男性B氏は「自分の内面にかかわることを公衆の面前で話すのは不適切だと思った。暴力行為の類はいっさいしていない」と主張する。飛行機の到着が遅れ、他の乗客に影響が及んだことについては「ピーチ社の判断。私の方から申し述べることはありません」と話した。男性が数日後に開設したツイッターには賛否の意見が寄せられ、炎上している。

石原良純(気象予報士)「今のコロナのある社会では、譲れるところは譲っていくということで解決すると思いますけどね」

山口真由(信州大学特任准教授)「もっとコミュニケーションを円滑にして、事前に申請できる窓口を作っておくとか、近くの人も『大丈夫ですか』と声かけするとか、みんなでギスギスしないで協力できる方法はないのかなと思います」

この問題をめぐっては、ピーチ機の話題を取り上げた今月10日の番組でも、テレビ朝日コメンテーターの玉川徹と司会の羽鳥慎一との間で静かな火花散っていたが、玉川はきょう14日も「個人的にはマスクしてほしいと思いますけど、権利と義務という観点で考えると、法律でも決めていないことで降ろすというところまでやるのはどうなのかな、と若干疑問に思います」とコメント。これに対し、司会の羽鳥慎一は「理由を言えば乗れるわけですけどね」と納得いかない顔だった。