実はカンタン! 読み方のわからない漢字や異体字をサクッと入力する方法

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文字入力で困るのが、読み方のわからない漢字の入力だ。
漢字を入力する場合は、語句の「ひらがな」を入力、スペースキーを押して漢字に変換する。

つまり、漢字の「読み方」がわからなければ、変換前の「ひらがな」を入力できないのである。

また意味や発音が同じだが標準の字体とは異なる、いわゆる「異体字」(例:「国」と「國」など)を入力する場合もなかなか困る。
目的の「異体字」が変換候補に出てこずに苦労することも少なくないからだ。

そこで今回は、「読み方」のわからない漢字や異体字をサクッと入力する方法をご紹介しよう。


■IMEパッドの手書きから難読漢字を入力
読み方のわからない漢字や異体字を入力するには、Microsoft IMEのIMEパッドから手書き機能を利用すればよい。

文字をマウスやタッチ操作で書くことで候補の漢字が表示されるので、カンタンに入力が可能なのだ。

1.IMEパッドを開く
タスクバーの通知領域にあるIMEのアイコンを右クリックし、「IMEパッド」をクリックする。




2.手書き用の画面を表示する
IMEパッドが表示されるので、左上にある手書きのアイコンをクリックする。




3.手書きで認識された文字を選択する
表示された画面左側のスペースにマウスドラッグもしくはタッチ操作で文字を手書きしよう。文字を書いていくと、自動的に認識されて候補の漢字一覧が右側に表示される。ここから入力したい漢字をクリックすればよい。




4.選択した漢字が入力される
IMEパッドの手書きでクリックした漢字が、このように入力されるしくみだ。





肉筆で書く機会がめっきり減った昨今、難読漢字や異体字の入力に四苦八苦している人も多いはずだ。もちろん、読み方をググって調べてもよいが、いちいち調べるのは面倒であるのは間違いない。
今回ご紹介した方法を活用して、スムーズに入力してみてはいかがだろうか。


執筆:しぶちん(ITライター)