レスターの右サイドで躍動するペレイラ(左) photo/Getty Images

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現在イングランド・プレミアリーグで最も“タックルマスター"と呼ぶにふさわしい活躍を披露している選手は誰か。難しい議論となることは間違いないだろう。

候補として挙がるのは、レスター・シティのMFウィルフレッド・エンディディやチェルシーのMFエンゴロ・カンテ、マンチェスター・ユナイテッドのDFアーロン・ワン・ビサカといったところか。これらの選手はいずれも鋭いタックルを武器に、激しいフィジカルバトルが繰り広げられる同リーグを生き抜いている。

しかし、今季のプレミアにおいてここまでNo.1のタックル成功数を記録しているのは彼らではない。現時点でトップの座に君臨しているのは、レスターで右SBを務めるポルトガル代表DFリカルド・ペレイラだ。

データサイト『WhoScored』の統計によると、今季ペレイラが記録しているタックル成功数は実に106回。プレミアでプレイする選手の中で唯一100回の大台を突破しており、2位のワン・ビサカ(88回)とは20回近くもの差がついている。成功率も72.6%と悪くない。

最近は少し当初の勢いに陰りが見え始めたものの、今季快進撃を披露するレスターの中で重要な存在となっているペレイラ。中盤のフィルター役であるエンディディの動きと連動してボールを刈る彼の姿は、もはやプレミアでお馴染みの光景となりつつある。はたして、シーズン終了までの間にペレイラはそのタックル成功数をどこまで伸ばしてくるか。プレミア各クラブの左サイドを任されるアタッカーは、今後もこのポルトガル代表DFに恐怖することだろう。

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