渋野日向子【写真:荒川祐史】

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会見でシブコ節、クリスマスイブの予定に自虐「悲しいですね」

 女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は1日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位と2打差の3位で出た賞金ランク3位の渋野日向子は3バーディー、1ボギーの通算7アンダーで2位タイ。逆転賞金女王へ単独2位以上の最低条件をクリアできず、鈴木愛に2年ぶりの賞金女王を譲ったが、試合後はほのぼの会見でらしさを見せた。

 とりわけ、笑いを誘ったのは、激動の1年を終えてオフの予定を問われた時だ。「とりあえずポケモンを全クリしたい。そこに12月は集中したい」と宣言。人気ゲーム「ポケットモンスター」を制覇することを抱負に掲げた。一方で、年末年始は「クリスマスに親知らずを抜きます。トレーニングの後に。24日です、クリスマスイブ。悲しいですね」と自虐で笑いを誘った。

 ただ、自身についてのご褒美を考えているようで「メルセデスランクが1位なので車がゲットできた。いいことだなと思う」とニンマリ。その上で「車に乗ったらストレス解消になるけど、最近、乗ることができていないので、家の周りをちょろちょろとしたい」とドライブでリフレッシュする願望を慎ましくも明かした。

 来年の抱負については「12月はトレーニングをしつつ、来年に向けての体作りをしたい。あとは太らないこと。五輪があるので、そこに向けてやりたい。他に目標はないので、そこを一番に考えたい」と真剣な表情で語った渋野。今年のゴルフ界を席巻した“シブコ節”を最後まで発揮しながら、躍動の2019年を締めくくった。(THE ANSWER編集部)