渋野日向子は賞金女王逃すもMVPに！ 「車で家の周りをうろちょろしたい（笑）」
国内女子ツアーは全日程が終了。惜しくも約757万円届かず賞金女王を逃した渋野日向子だったが、メルセデスランキングでは1位となり、年間最優秀選手賞（LPGA Mercedes-Benz Player of the Year）を獲得した。
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このランキングは各大会での順位や出場ラウンド数をポイントに換算し、年間を通じての総合的な活躍度を評価するもの。この試合が始まるまで首位の渋野と2位の申ジエ（韓国）との差は5.5ポイントと僅差だったが、渋野が今大会を2位タイで終えたのに対し、ジエは7位タイ。ここで順位を上回り、初のMVP受賞を決めた。
「大王製紙エリエールレディス」の開幕前に「おー！思ったよりも差が開いていないので、これ（メルセデス・ランキング）も頑張りたい」と話していたが、宣言通り獲得。「有言実行できてよかったと思います」と白い歯をこぼした。
これで翌シーズンからの3年シードに加えて、メルセデス・ベンツの車両も獲得。「車に乗るとストレス解消になるのですが、最近はなかなか乗れていなかったので、家の周りをうろちょろしたいと思います（笑）」と“納車”を心待ちにする。
なお、渋野が今年賞品として車をもらうのは「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」のメルセデス・ベンツ、「資生堂 アネッサ レディス」のジャガー、「デサントレディース東海クラシック」のスバル、「大王製紙エリエールレディス」のBMWに続いて5台目となる。（文・秋田義和）
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