MVP獲得も見えてきた渋野日向子(撮影:上山敬太)

写真拡大

国内女子ツアー競技の各大会での順位や出場ラウンド数をポイントに換算し、年間を通じての総合的な活躍度を評価するメルセデス・ランキング。1位(LPGAメルセデス最優秀選手賞)の選手に、翌シーズンからの3年シードが付与される。
スマイル満開! 女王争いに踏みとどまった渋野日向子【写真】
「大王製紙エリエールレディス」開幕前には2位だった渋野日向子だが、今回優勝したことで1位に浮上。最優秀選手賞へ一気に近づいた。
5.5ポイント差の2位には先週時点でトップだった昨年の最優秀選手の申ジエ(韓国)。3位にはイ・ミニョン(韓国)、4位には鈴木愛。この4人までがMVPとなる可能性を残している。
条件を整理すると渋野日向子は優勝なら文句なしで決定。またジエが2位でも3位に入ればMVPに輝く。逆にジエも優勝なら文句なし、2位以下でも渋野の順位次第では逆転可能だ。
一方、ミニョンは優勝して且つ渋野が18位以下、ジエが16位以下。鈴木はかなり厳しく優勝して渋野が21位以下、ジエが18位以下という条件となっている。
エリエールの開幕前には「おー! メルセデス・ベンツですか。どうやったらこのポイントが貯まるか…。なぞだったので、あまり考えていなかったです(笑)。でも、思ったよりも差が開いていないので、これも頑張りたい」と話していた渋野。ルーキーイヤーからいきなりMVPのタイトルを獲得することができるのか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

【今週のシブコ節】
■国内女子ツアーで追加シード新設 来季からメルセデス・ランキングもシード対象へ
■シード獲得か?QT行きか?国内女子 シード争い総まとめ