うわさ:次世代AirPods、10月に生産開始?年末に発売される可能性
アップルのサプライヤーが、早くも10月から次世代AirPodsの量産開始を準備中との噂が報じられています。今回の噂は、台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesの情報筋からもたらされたもの。「アップルのサプライヤーは、早くも10月には次世代AirPodsの組み立てを準備しています」と短く書かれているのみで、それ以上の詳細は今のところ不明です。

第2世代AirPodsが3月に発売された直後から、次世代モデルの噂はたびたび伝えられていました。まずアップルのインサイダー情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が4月に「2つの新型AirPodsが2019年第4四半期から2020年の第1四半期にかけて2つの新型AirPodsが量産に入る見込み」と予測。1つは第2世代よりも高価格で完全新規のフォームファクタだと伝えていました。

さらに米証券会社Wedbushは年末商戦に発売される予定だと報告。こちらはデザインが強化されて高価格となり、防水仕様と述べられています。ほか、米Bloombergも新型が開発中で、耐水性能とノイズキャンセル機能が追加されて来年発売される見込みとも報じていました。

このうちノイズキャンセル機能はオープンイヤー型(開放型)のAirPodsは構造的に困難ではないかとの見方もありましたが、今月のIFA 2019ではファーウェイがまさにAirPods風でアクティブノイズキャンセル対応の「FreeBuds 3」を発表。ノイキャン効果は15dB程度と高くはありませんが、ともあれAirPodsタイプでも実装できると証明されたことになります。

AirPodsはアップル製品の中ではそう高価なカテゴリでもなく、ニューヨーク市地下鉄では「何らかの理由で落としやすい」ことが裏付けられただけに、第2世代を買った人にとっても年末に新型が発売されれば、ちょうどいいタイミングかもしれません。