夏のドライブは渋滞必至! それでも楽しめる快適レンタカー

 たった一度しかない、2019年の夏。思い出づくりにドライブ旅行を計画している人も多いと思いますが、夏休みが集中する期間は道路の渋滞がつきもの……。となると、運転担当の皆さんはとくに、出発前からどんよりしているかもしれないですね。

 でも、どんよりしてても夏は待ってくれませんよ〜。どこへ出かけてもガラ空きのレジャー施設というのも、寂しい気もしますしね。なのでこうなったらもう、渋滞だって楽しんじゃうしかないんです。どうせ行くなら、渋滞でさえ良い思い出の1ページに変えてくれるクルマを借りるというのもひとつの手。今回はそんな、渋滞も苦にならない夏のレンタカーで借りたいクルマTOP5をご紹介したいと思います。

第1位 トヨタ・ヴェルファイア

 まず第1位は、運転手はもちろん後席のみんなもセレブ気分に浸らせてくれる、トヨタ・ヴェルファイア! そうです、芸能人の移動カーとしても大人気、泣く子も黙る超高級ミニバンです。なんてったって、助手席にも2列目シートにもオットマンがあって、超ロングスライドのシートを後ろに下げて足を伸ばせば、まるでビーチでお昼寝する気分。

 好きな色のLEDランプで室内をほんわか照らして、プライベート空間をとことん楽しめるのがヴェルファイアなんです。もちろん、運転席では全車速追従機能付きACCをオンにすれば、前走車との適度な車間距離を保ちながら自動で走ってくれるので、ノロノロ渋滞が続いたって疲れ知らず。レンタルのお値段は、時期や場所にもよりますが1泊2日で2万8000円前後(※編集部調べ)ですよ〜。

第2位 日産ノートe-Power

 続いて第2位は、今話題の「ワンペダル走行」が体験できる、日産ノートe-Power。「e-Pedal」というスイッチを押せば、アクセルペダルのオン/オフだけで加速・減速・完全停止まで操作でき、ブレーキペダルに踏み替える必要がなくなるんです。運転したフィーリングは、最初はかなり強めの減速Gを感じて戸惑ってしまうかもしれませんが、運転に慣れている人なら小一時間も乗れば感覚を掴んで、自由自在に操るファン・トゥ・ドライブな世界に突入です。

 人は運転中に、かなりの回数のペダル踏み替え動作を行っていて、それが疲労の大きな原因でもあったとのこと。渋滞ならなおさらですよね。だから、このワンペダル走行なら渋滞もラクラクどころか、むしろ楽しんでしまうこと間違いなしです。まだ体験していない人は、ぜひこの夏、初体験することをオススメします。レンタル代は1泊2日で2万1000円前後(※編集部調べ)です。

普段なかなか乗れないクルマを借りるのもオススメ

第3位 マツダ・ロードスター

 そして第3位は、1人〜2人の夏ドライブにぴったりのマツダ・ロードスター。そうです、日本が世界に誇るライトウェイトオープンスポーツカーですね。観光地ではMTモデルをレンタカーで用意している店舗もあるようなので、普段の愛車はATだから久々に思いっきりMT車を運転したいな〜、という人もにいいですよね。

 オープンカーと言っても、ロードスターのルーフはボタンひとつで自動開閉ですから、突然の雨や防犯性にも優れるのがいいところ。旅行中に盗難に遭うなんて、サイアクですからね〜。

 猛暑が続きますので、晴れている昼間にオープンにすることは避けて欲しいのですが、日が暮れて気温も落ち着いた頃に、心地いい風を感じながら海辺をドライブ、なんて素敵な思い出になるはずです。ただし、荷物はあんまり積めませんから大きなスーツケースなどは持参を控えた方が賢明です。レンタル代は1泊2日で2万3000円前後(※編集部調べ)です。

第4位 フェラーリ・カリフォルニア

 第4位は一生に一度は乗ってみたいという人も多いかもしれません。なんと、イタリアが生んだスーパースポーツカー、フェラーリ・カリフォルニアもレンタルできちゃいます! 新車価格は2450万円ほどですから、愛車にするのは夢のまた夢かもしれませんが、フェラーリでドライブすることそのものをこの夏いちばんの思い出にする、というレジャーもいいかもしれませんよね。まぁ、家族がウンと承諾するかどうかは知りませんが、一応、カリフォルニアは4人乗りです(笑)。

 3.8リッターのV8直噴ツインターボエンジンから繰り出されるパワーは560馬力/755N・mというバケモノ級。7速F1ミッションをパンパンパーンッとアップして、0-100km/h加速はなんとわずか3.6秒という俊足。もう、想像を絶する世界がそこにはありそうですよね。気になるレンタル代は、1泊2日で21万円ほど(※編集部調べ)。高級ホテルに家族で泊まったと思えば、そんなに高くないかな?(笑)。実現するしないは置いといて、夢のあるレンタカーであることは間違いないですね。

第5位 日産デイズ

 さて、第5位は一気に現実に戻りまして、今もっとも手頃な価格で先進の運転支援技術を試せるレンタカーといえば、新型の日産デイズです。軽自動車で初めて、アクセル・ブレーキ・ステアリングを全車速で制御してくれる「プロパイロット」が搭載されて、渋滞も長距離ドライブもラクラク。

 後席のスペースも、なんと高級セダンのフーガ並みに広いので、家族での旅行にもぴったりです。車庫入れの際には、自車を真上から見下ろしたような映像を映してくれる「アラウンドビューモニター」もあるので、たまに運転するからちょっと車庫入れが苦手だなぁという人も安心できますね。

 新型車なのでまだレンタカーの台数は多くありませんが、1泊2日で1万円程度(※編集部調べ)。予約の際には必ず「新型」であることと、「プロパイロット」が搭載されていることを確認してくださいね。

 というわけで、最近は何が何でも愛車で旅行に出かけるという選択肢だけではなく、その旅の趣旨にあったクルマ、一度乗ってみたいクルマをレンタルするという考え方も浸透してきています。渋滞さえも楽しくしてくれるレンタカーで、この夏最高の思い出を作ってくださいね。