2018年のウィンブルドン選手権男子シングルスを制したノバク・ジョコビッチ(2018年7月15日撮影、資料写真)。(c)Glyn KIRK / AFP

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【AFP=時事】ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は28日、男子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、準決勝で第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と激突する可能性があるドローとなった。

 世界ランク2位のナダルは、ウィンブルドンが同3位のフェデラーを自分より上位シードにつけたことから、トップシードで前回覇者のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と準決勝で相まみえるドローを懸念していたが、その点ではひとまず胸をなでおろす結果となった。

 ナダルは今週、ランキングポイントの他にグラス(芝)コート大会での成績を加味するウィンブルドン独自のシード順の決め方に対し、「ランキングを軽視」しているとして不満をあらわにしていた。

 先月の全仏オープンテニス(French Open 2019)では準決勝でフェデラーを破るなどして通算12度目のタイトル獲得を果たし、四大大会(グランドスラム)の優勝回数も18に伸ばしたナダルは、比較的厳しいドローに直面する中で、4強入りに向けて本領を発揮するとみられる。

 杉田祐一(Yuichi Sugita)との初戦はほとんど問題ないと思われるが、その後は侮れないカードが続くことになる。2回戦では、気分屋ながら才能あるニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)と対戦するとみられるが、同選手には2014年大会の4回戦で敗れた苦い経験がある。

 さらに、3回戦では新鋭デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)が待ち構えている可能性があり、これらの激戦を勝ち抜いた場合も、4回戦では2017年大会のファイナリストであるマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)が立ちはだかるとみられる。

 一方、世界1位のジョコビッチは、準決勝の相手が昨年大会の決勝で下したケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)になる可能性が高くなった。同8位のアンダーソンは、ランキングを大きく上回って今大会の第4シードにつけた。

 ジョコビッチの初戦の相手は、35歳のフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)に決まった。両者は3月に行われたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)の3回戦で対戦し、このときはコールシュライバーがジョコビッチを下している。

 通算8度の大会制覇を誇るフェデラーは、ロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)との初戦で大会の幕を開けることになった。

【翻訳編集】AFPBB News