ポーランド戦で出番のなかった本田だが、ツイッターで報道に関して持論を展開している【写真:Getty Images】

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ポーランド戦で出番なしも、ツイッターで報道に関して持論を展開

 日本代表は現地時間28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦でポーランドに0-1で敗戦。

 セネガルと勝ち点、得失点差、総得点、直接対決の結果で並んだものの、警告・退場数によるフェアプレーポイントの差で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を勝ち取った。試合終盤の消極的なパス回しが議論を呼んでいるが、MF本田圭佑が公式ツイッターでメディアに対して苦言を呈している。

 西野朗監督はポーランド戦で過去2試合からスタメン6人を変更。MF香川真司、FW大迫勇也、MF乾貴士らをベンチスタートにし、FW岡崎慎司、FW宇佐美貴史、FW武藤嘉紀らをピッチに送り出すいわゆる“ターンオーバー”を採用した。試合は後半14分にポーランドDFヤン・ベドナレクのゴールで先制を許し、そのまま得点を奪えずに敗戦。しかし、同時刻開催のセネガル対コロンビアでコロンビアが勝利したため、フェアプレーポイントの差で決勝トーナメント進出を果たした。

 ポーランド戦では出場機会のなかった本田だが、29日に自身の公式ツイッターを更新。日本代表に関する報道について疑問を呈している。

メディアの皆さん ポーランド戦前にスタメンを公表してたけど、練習は非公開やったわけで。。。真実の追求するポイントがいつもズレてるよ。選手達も普段、後ろにファンがいるからと思って喋ってるんやから、もうちょっと考えてください」(原文ママ)

 今大会期間中は、試合の2日前から非公開練習となっているが、一部報道でそういった情報が“漏れる”ことに疑問を覚えたようだ。ファンのため、勝利のため、取材に応じている意図も汲み取ってほしいと異例のリクエストを出している。

 日本は7月2日に決勝トーナメント1回戦でベルギーとの対戦が決定。史上初となるベスト8進出のためには、全員が一つの方向に向かって進むことが必要だと、訴えたかったのかもしれない。


(Football ZONE web編集部)