C・ロナウド(左上)を抑えてサッカー界で一番の長者となったのは、メッシ(右上)か、ネイマール(左下)か、ベイル(右下)か…。 (C) Getty Images

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 米誌『Forbes』が現地時間6月7日、2018年版のアスリート長者番付を発表した。

 毎年恒例の同番付には、今年も各スポーツ界から錚々たる顔ぶれが並んだ。最も驚くべきは、2年連続トップだったレアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドが王座から3位に転落したことだろう。

 サッカー界きってのカリスマの代わりにトップに輝いたのは、2017年版ではランキング外だったボクシングのフロイド・メイウェザー。その額は超破格の2億8500万ドル(約313億円)だ。

 すでに引退を表明して第一線からは退いているメイウェザーだが、昨年8月に総合格闘家のコナー・マクレガーとボクシングルールでの試合を開催。この1試合のみで2億7500万ドル(約302億5000万円)を荒稼ぎし、ここ6年で4度目のトップとなった。
 
 2017年6月1日から2018年6月1日までの収入が対象(※賞金やボーナス、広告収入も数字に含まれている。ただし、代理人の手数料や投資による収入は考慮されていない)にされる同ランキングで、サッカー界からは全100人中9人がランクインしている。

 サッカー界の1位は、バルセロナの大黒柱であるリオネル・メッシで1億1100万ドル(約122億1000万円)。アルゼンチン代表FWは、昨夏にバルサと2021年6月までの契約延長にサインしたことで年収が大幅に上がった。それに続く2位にはC・ロナウド(1億800万ドル=約118億8000万円)、そして3位には昨夏にパリSGへ史上最高額で移籍したブラジル代表のネイマールが9000万ドル(約99億円)で入った。

 ちなみに『Forbes』によれば、上位100名にランクインした22か国のアスリートのうち、アメリカが66選手と大多数を占めており、日本人では、プロテニスプレーヤーの錦織圭が3460万ドル(約38億600万円)でマドリーのガレス・ベイルに並ぶ35位、ニューヨーク・ヤンキースに所属する田中将大(2310万ドル=約25億4100万円)が95位に入った。

 サッカー界からランクインした9選手の順位と収入額は、以下の通りだ。いずれも前年度からは増額している。

1位(全体2位) リオネル・メッシ(1億1100万ドル=約122億1000万円)
2位(全体3位) クリスチアーノ・ロナウド(1億800万ドル=約118億8000万円)
3位(全体5位) ネイマール(9000万ドル=約38億6000万円)
4位(全体35位) ガレス・ベイル(3460万ドル=約億)
5位(全体52位) ポール・ポグバ(2950万ドル=約32億4500万円)
6位(全体56位) オスカール(2740万ドル=約30億1400万円)
7位(全体59位) ウェイン・ルーニー(2700万ドル=約29億7000万円)
8位(全体62位) ルイス・スアレス(2690万ドル=約29億5900万円)
9位(全体87位) セルヒオ・アグエロ(2350万ドル=約25億8500万円)