リバプールのクロップ監督、去就問題に揺れるサラーの引き留めに自信「心配してない」
CLシティ戦で強豪を2-1で撃破 あと1点でシーズン40得点にと謳う
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、去就が注目されるエジプト代表FWモハメド・サラーに対して流出の心配は全くしていないようだ。
英紙「デイリー・メール」が報じた。
現地時間10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝マンチェスター・シティとの第2戦に臨んだリバプールは、開始2分に先制点を奪われたものの、後半11分にサラーが同点弾を奪取。その後、同32分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがゴールネットを揺らし、2-1で逆転勝利を収めて2戦合計スコア5-1で4強進出を決めた。
その試合で同点ゴールを奪ったサラーは、今季ここまで公式戦39ゴールを奪っており、週末に行われるプレミアリーグ第34節ボーンマス戦でゴールを決めれば1987年の元アイルランド代表FWイアン・ラッシュ以来となるシーズン40得点に到達する。
サラーは昨夏に週給9万ポンド(約1380万円)の4年契約を締結し、現在はクラブとの条件を見直している段階。クリスマス以降、レアル・マドリードなど他クラブからの関心が伝えられているなか、リバプールは入札を歓迎しないことを明かしていた。
サラーについて「移籍は全く心配していない」
「デイリー・メール」は、クロップ監督がドイツ紙「スポーツ・ビルト」のインタビューに答えた会話を引用している。
「ここがサラーにとって快適だということは分かっている。彼は私たちのスタイルが自分にとても合っていることを知っている。だから私は移籍について全く心配してないんだ」
CLやプレミアリーグでの大きな飛躍によって世界に名を知らしめることになったサラーは、来夏クロップ監督の言葉通り、リバプールのスタイルを快適に思うことでクラブへの残留を決めることになるのだろうか。
(Football ZONE web編集部)