エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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大谷は一人でタイガース全体の本塁打数を上回る、本塁打率6.33はチームで断トツ

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手は本拠地デビュー戦から3試合連続アーチをマーク。大きなインパクトを残した。米メディアは大谷の本塁打数と、貧打に苦しむタイガースの本塁打数を比較する画像を公開。二刀流の怪物が一人でタイガースの本塁打数を上回っていることを紹介している。

 ここまで3本塁打の大谷。チームでは4本塁打のマイク・トラウトに次ぎ、ジャスティン・アップトンと並ぶ2位タイの数字だ。大谷は打数が19と少なく、本塁打率(1本塁打あたりの打数)は「6.33」。トラウト「12.25」、アップトン「15」を大きく上回っている。

 米スポーツ専門放送局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは大谷の本塁打数に着目。その比較対象は個人ではなくチームだった。タイガースは開幕から10試合でわずか2本塁打。30球団で最低の数字だ。

 投稿ではタイガースの主砲、ミゲル・カブレラと、大谷の写真を対比させ、それぞれに348打数2本塁打、19打数3本塁打と数字を掲載。大谷一人でチーム全体の本塁打数を上回っていることを強調している。

本塁打率はタイガースの実に27倍、ファンも衝撃「タイガースが獲得するべきだった」

 また本塁打率を比較すれば、タイガースは「174」で大谷の実に27倍となる。

 この比較にファンも驚いている。返信欄にはコメントが殺到した。

「タイガースにはオオタニのように絶対的な長距離砲を打てる選手が少なすぎる」

「早い話、タイガースがオオタニを取っておくべきだったんだ」

「さすがは日本のベーブ・ルース」

「日本から来る使者を侮ってはいけない」

「オオタニは本物だ」

 開幕して間もない段階での数字とは言え、打者・大谷の驚異を伝えるにはわかりやすいデータだ。「6.33」打数で1本の本塁打を放つ怪物。1打席たりとも見逃せない。(THE ANSWER編集部)