伊達公子(写真:Getty Images)

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10日放送、TBS「人生最高レストラン」に、元プロテニス選手の伊達公子が出演。意外な食へのこだわりを明かすとともに、引退後の復帰にも言及した。

「食べるために生きているんじゃないか」というほど、食事が好きだという伊達。かつて、ケーキ食べ放題で18個も食し、さらにうどんまで食べ、寮に帰ってからまた食事したほどの豪傑という。

食事のためなら時間も惜しまず、「面倒と思うことはない」という伊達は、白ご飯が大好物。京都出身で白いご飯が好きとあれば、ぬか漬けは欠かせない。

伊達は25歳の最初の引退時に、「家にいなきゃできないこと」としてぬか漬けを始め、46歳で再度引退したときも、またぬか漬けを始めたという。MCのチュートリアル・徳井義実は「引退とぬか漬けがセット」と笑いを誘った。

「引退してぬか漬け」から12年、伊達は37歳で現役に復帰した。きっかけは、常に復帰をうながしていた元夫のミハエル・クルムの後押し。当初は「興味も未練もなかった」という伊達だが、エキシビションマッチの準備でからだづくりをした延長で復帰を遂げることになったという。

ただ、「最初はそこまで世界を目指すカムバックではなかった」。ところが、目標だった半年後の全日本選手権で、シングルス・ダブルスで優勝。さらに、日本での国際大会に出場していくうちに、グランドスラムに出られるランキングまで上がっていった。

すると、クルムが「出られるんだから出ない理由はない」と、再び後押し。それを受け、伊達は再び国際大会にフル参戦するようになっていった。

サバンナ・高橋茂雄が「まさかもう1回、12年後に復帰とかないですよね」と振ると、伊達は笑顔で「もう歳が歳なんでね。やりたいですけどね」とコメント。だが、「伊達さんだったらやりそう」の声に、マルチナ・ナブラチロワらかつてのトップ選手が集う大会“レジェンド”に「出ようと思えば出られる」と含みを持たせた。

「ちらっと始めたら手を抜けへん人やから」と口にした徳井に、伊達はすかさず「そうなんですよ、そこが私の問題なんですよね」と相づち。“ガチ”で臨むのではないかとの声が上がり、徳井は伊達が周囲に「ここそういうノリじゃないから」と突っ込まれるのではないかと笑いにした。