6日放送、NHK「グッと!スポーツ」には、浦和レッズに所属するサッカー日本代表・槙野智章が出演。日本代表の知られざる一面を明かした。

明るい性格でチームをけん引する槙野だが、日本代表でムードメーカーとなっているのは違う選手だという。それは、本田圭佑だ。MCの嵐・相葉雅紀は「ストイックに自分の中に入ってやっているイメージ」と、“ムードメーカー本田”に驚いた。

槙野は本田が変顔をしている2ショット写真も本田の要望だったことや、食事会場で一番声を上げ、手をたたいて笑い、最後まで会場に残るのが本田だと明かした。

また、現在の日本代表は朝食前に必ず全員と握手をすることがルールになっているという。目だけでなく体全体で意思疎通を図るために、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がコミュニケーション向上のために定めたルールだ。

槇野はさらに、背番号に関するあるエピソードも明かした。原則は選手が希望する背番号を使用するが、複数選手の希望が重なればじゃんけんで決めるという。ただ槇野は、かつてエースナンバーの「10」を望み、香川真司と重なったとき、互いに10番への想いをぶつけたそうだ。

ところが、後輩の香川から「お前なんかに日本の10番は背負うことはできない」「お前なんかに10番を背負う覚悟はあるのか」と言われ、槇野はその重圧に押されて一歩下がってしまったという。

「次のW杯はオレが10番をつけて日本を背負いたい」という香川に10番を譲った槇野は、最終的にレッズ入団当初に使用していた思い入れのある20番を選んでいる。