「IOFT 2005メガネの国際総合展」が開幕。国内外のバイヤーでにぎわいをみせた。(撮影:吉川忠行)

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 メガネフレームやサングラスなどの秋冬新作モデルが一堂に集まる「IOFT 2005メガネの国際総合展」(日本医用光学機器工業会など主催)が12日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。14日まで。

 同展は世界20カ国、約400社が出展するアジア最大の国際メガネ総合展で、今年で18回目をむかえる。開催事務局によれば3日間での来場者見込みは、1万6千人。この日も会場は、仕入れや買い付けを目的とした国内外の小売店・卸商などの関係者でにぎわった。

 期間中にはデザインや機能に優れた製品に贈られる「アイウェア・オブ・ザ・イヤー 2006」が併催され、12日からの一般投票によってグランプリが決まり、最終日に表彰式が行われる。「メンズ」「レディース」「スポーティーカジュアル」「トレンド」「機能・技術」の5部門で、今秋冬発表の最新デザインのフレームやサングラスが展示された。

 今年のレディースのサングラスは、大きめのスクエア型で色が明るく、ミラー加工がほどこされているレンズや、グラデーションレンズとよばれるものが人気だという。アニマル柄のテンプルや、ブランドのロゴやマークを太めのテンプルにあしらうデザインも流行だ。

 各ブースでは、職人による金細工がほどこされた130万円のメガネフレーム(KUJO)や、レンズとレンズの密着性が高く、水にも強い偏光レンズ(SHOWA)などのユニークな製品が並んだ。開催時間は10:00〜18:00(14日のみ17:00終了)【了】