任天堂がコロプラを提訴 44億円の損害賠償と「白猫プロジェクト」の差止を請求
コロプラは10日、任天堂から特許権侵害に関する訴訟を提起されたことを公表した。任天堂はコロプラに対し、特許権侵害に基づく損害賠償と、特許権侵害に基づくスマートフォンアプリ「白猫プロジェクト」の提供差止を請求。損害賠償請求は44億円に上る。
コロプラによると、任天堂は一昨年9月に「白猫プロジェクト」が任天堂保有の特許権を侵害すると指摘。1年以上に渡って任天堂の特許権を侵害しないことを説明してきたが、任天堂には受け入れられず訴訟を提起されるに至ったとしている。コロプラは、「白猫プロジェクト」が任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いと確信しているとして、正当性を主張していくとしている。
コロプラは「白猫プロジェクト」の公式サイトにも告知を掲載。「このたびは多大なるご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。いつも応援していただいているユーザーの皆さまのことを第一に、今後もより一層サービスの向上に努めてまいります。引き続き、安心して白猫プロジェクトをお楽しみいただけましたら幸いです」とコメントしている。