カフー氏がCLトロフィー展示イベントに登場!「日本に帰ってこられて嬉しい」、日本のサポーターには「ぜひ日本代表の応援をしてもらいたい」

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▽26日、銀座NISSAN CROSSINGにて行われる「UEFAチャンピオンズリーグのトロフィー展示イベント」に先駆けて記者発表会が行われ、元ブラジル代表キャプテンのカフー氏が登場した。

▽UEFA(欧州サッカー連盟)のPRアンバサダーとして来日したカフー氏は、現役時代にサンパウロやパルメイラス、ローマ、ミランなどでプレー。ブラジル代表としても活躍し、2度のワールドカップ優勝を果たすなど、ブラジル代表歴代最多の148試合に出場している。

(C)CWS Brains,LTD.
▽イベントにあたり来日したカフー氏は、トークセッションを実施。久々の日本については「日本に帰ってくることができて、とても嬉しいです。日本では数々の素晴らしい思い出を作らさせてもらいました。日本の地で優勝カップを手にしたことも、何度もあります。また、日本の国、日本国民の皆さんを尊敬していますので、日本に帰ってこられて嬉しいです」とコメント。日本に愛着があることを明かしてくれた。

▽今回、約10年ぶりの来日となったカフー氏は「前回来日したのは2007年です。その時はクラブワールドカップ2007でACミランの一員として決勝まで進み、優勝させてもらいました」と、2007年のミラン時代以来の来日と明かた。

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▽日本については、「観光名所はいくつか訪れたことがあります。日本の文化を堪能させてもらいました」とコメント。好きな日本食を尋ねられると「間違いなく、寿司と刺身です」と、特徴である満面の笑みで答えていた。

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▽チャンピオンズリーグといえば、カフー氏はミラン時代の2006-07シーズンに優勝している。当時を振り返ったカフー氏は「私にとってはCLで優勝するというのは、大きな誇りでした。サッカーのキャリアで唯一足りていないトロフィーでしたので、非常に誇らしく思いました。そういった意味で、夢が実現したシーズンでした」と回想。また、サッカー人生での忘れられない試合については「人生で一番忘れられない試合は、サンパウロFCとパルメイラスがエスタジオ・ド・モルンビーで対戦した時です。自分がその試合でゴールを決めました」と振り返った。

▽また、2002年の日韓ワールドカップではブラジル代表のキャプテンとして優勝を達成。「最高の瞬間は2002年の日韓ワールドカップ決勝で、キャプテンとして優勝し、カップを掲げられたことがサッカー人生で最高の瞬間でした」と人生で最も良い瞬間であったと語ってくれた。

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▽現在のサッカー界についても触れたカフー氏。注目している現役選手を尋ねられると「現在の世界で活躍している選手だと、ネイマールだと思います。彼がブラジル人であるからというわけではないですが、素晴らしい選手だと思ってます」とコメント。また、日本人選手については「元日本代表の中田英寿は友人であり、ローマでは一緒にプレーした仲間です。今は、一緒にサッカーを世界に広めるために、大使として活動を進めているので、彼は忘れられないです」と、ローマ時代にチームメイトしてプレーし、代表でも対戦した中田氏の名前を挙げていた。

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▽トークショーの最後に日本のファンにメッセージを送ったカフー氏。「日本のサッカーファンのみなさんは、ぜひ日本代表の応援をしてもらいたいと思います。代表選手を信頼して、応援してもらいたい。そして、これまでと同じように、非常におもてなし精神のある日本のサポーターであり続けていて欲しいです」とコメント。ワールドカップ出場を目指す日本代表へのサポートをして欲しいと語った。

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▽2014年からチャンピオンズリーグの公式スポンサーを務める日産自動車株式会社は、9月12日に開幕するチャンピオンズリーグを前に実物のトロフィーを展示。26日から28日までNISSAN CROSSING、日産グローバル本社ギャラリーにて展示され、トロフィーは一般来場者にも公開される。