杉田祐一【写真:Getty Images】

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日本人3人目のツアーV…「テニスTV」の歴史的映像に日本人ファン「感動」の声続々

 男子テニス世界ランク66位の杉田祐一(三菱電機)が、今年から新設されたアンタルヤ・オープン決勝で同62位のアドリアン・マナリノ(フランス)を6-1、7-6で撃破。松岡修造、錦織圭に続く、日本人男子シングルス史上3人目のATPワールドツアー制覇を達成した。ATP公式中継サイト「テニスTV」は公式ツイッターで歴史的Vの瞬間を動画付きで速報。日本人ファンから「感動」の声が上がっている。

 日本の男子テニス界の新たな歴史の扉が開いた。杉田が日本人3人目のツアーVを達成。「テニスTV」は「アメージング」というコメントを添え、動画付きで速報している。

 第2セット、タイブレークの末に訪れたマッチポイント。杉田の強烈なサーブに対し、マナリノのレシーブはネットにかかった。勝利の瞬間、杉田は全身の力が抜けたように膝から崩れ落ちた。そして、そのまま仰向けになって大の字で芝に倒れ込み、感極まったのか、両手で押さえ、至福の瞬間を味わった。

 杉田の初優勝を理解していたのだろう。観客はスタンディングオベーションを送っていた。起き上がってマナリノと健闘をたたえ合い、握手を交わすと、まだ興奮が収まらなかったのか、杉田は両手でガッツポーズを作り、声にならない雄たけびを上げていた。

 動画には「ついにやりましたね!おめでとう!」「感動しました」「感動の映像が観れて嬉しいです。力をもらいました」と歓喜の瞬間を目の当たりにした日本人のファンから続々とコメントが投げかけられていた。

 ATP公式ツアーの記事によると、「本当に誇りです」と喜びを語ったという杉田。その偉業に本人もファンも、酔いしれていた。