ダイエット中でもOK!持ち運びもできる「太らないおやつ」3つ

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ダイエットには我慢がつきものですが、その中でも特に辛いのが日々のおやつではないでしょうか。

間食は気分転換にもなるので、何も摂らないこともストレスになり、その分夕食をたくさん食べてしまったという経験もあるのではないでしょうか。

そこで今回は管理栄養士の筆者が、我慢する必要がない持ち運べるおやつを3つご紹介したいと思います。

多種多様なナッツ類

糖質が少なく、繊維質が多いナッツ類は間食の王様ともいえる存在です。しかし、一言にナッツといってもかなりたくさんの種類があり、栄養素も異なります。

必ずとりいれたいのがアーモンド。カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルに加えて若返りのビタミンと言われるビタミンEも豊富です。

しかし、糖質を代謝するビタミンB1は少ないので、これを多く含むカシューナッツやピスタチオなども一緒にとりたいです。さらに脳の働きを良くするオメガ3はくるみが飛び抜けて多いので、やはりいろいろな種類をミックスしてとるのが賢い方法です。

干し芋

さつまいもを煮て干しただけの干し芋。なんだか昔の食べもののようですが、最近ではコンビニやスーパーでも見かけるようになり、密かに人気を呼んでいるようです。砂糖を使っていないのにあの甘さはダイエッターにとっては嬉しいですよね。

糖質が多いのではないかと心配する人もいるかもしれませんが、食物繊維が多いので血糖値の上昇も緩やかです。どうしても気になる人はその分前後の食事でごはんやパンなどを少なめにすると良いでしょう。

干し芋にもミネラル類が豊富なので、間食なのに栄養補給ができてしまう優秀選手ですよ。

海藻のお菓子

茎わかめや酢昆布のような海藻を使った間食もオススメです。これらの特徴はまず超低カロリーであること。そして繊維が多いので自然とよく噛むようになることです。

噛むことで満足感を得やすく、またアゴを動かすので小顔効果なんかも期待できます。最近は噛むことが減り筋肉が衰えている人もいるので、良い訓練にもなりますね。

さらには海からもたらされたミネラルも豊富。脂肪が燃えるのだって、ミネラルがないとうまくいかないのです。海藻にはカリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどが豊富です。

ということで今回は我慢せずにとれて持ち運べるおやつを紹介しました。

今日ご紹介したものは体に必要な栄養がとれるものなので、普段からカバンに入れて積極的に食べてほしいようなおやつです。ぜひ、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。

【画像】

※ Julia Sudnitskaya / shutterstock

【筆者略歴】

圓尾和紀

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。