Jリーグが広島DF千葉和彦のドーピング問題により、記録の一部失効を発表

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Jリーグは21日サンフレッチェ広島DF千葉和彦(31)のドーピング問題を受けて、記録の一部失効を発表した。

▽広島は昨年10月27日、千葉がドーピング検査において禁止物質(特定物質)が検出されたことを発表。クラブの発表によれば、千葉は公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(以下「JADA」)が、平成28年9月25日に実施したドーピング検査において、AとBの容器に分けられて採取された検体のうちの1個(A検体)より、禁止物質(特定物質)の「メチルヘキサンアミン」が検出された。

▽そのためJリーグは千葉に対して資格停止処分としていたが、意図的な摂取ではなかったことが証明され、同年の12月20日付けで解除されていた。

▽今回Jリーグは、「日本アンチ・ドーピング規律パネル決定(理由書)」に基づき個人記録を抹消することを発表した。抹消される記録は以下の通り。

◆失効する個人記録

▽2016年9月25日(日)

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第13節

浦和レッズvsサンフレッチェ広島

出場時間:90分

シュート数:1本

▽2016年10月1日(土)

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節

サンフレッチェ広島vsFC東京

出場時間:90分

シュート数:2本

千葉和彦のJ1通算記録(2016シーズン終了時点)

▽失効前

J1通算出場試合数:308試合

J1通算出場時間:26,227分

J1通算シュート数:87本

▽失効後

J1通算出場試合数:306試合

J1通算出場時間:26,047分

J1通算シュート数:84本