ドログバがセリエA初参戦? ミリク離脱のナポリがレンタル加入を画策か

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 ナポリが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクトに所属する元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバの獲得に動く可能性があるようだ。イタリアメディア『Calciomercato.it』の報道を引用し、イギリスメディア『Tribal Football』が12日に報じている。

 ナポリは8日、2018 FIFAワールドカップロシア 欧州予選第2節のデンマーク代表戦に出場したポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ひざ前十字じん帯を断裂した。今シーズン開幕後、セリエA第7節終了時点で4ゴールを挙げてチームをけん引していたエースが長期離脱を強いられることとなり、代役となるストライカーを獲得する可能性を報じられている。

 12日付のイタリアメディア『quotidiano.net』は、ナポリが元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼの獲得を検討していると報道。そして今回、補強候補としてドログバの名前が浮上した。

 モントリオール・インパクトはレギュラーシーズンの残り2試合時点で東地区の4位。6位以上のクラブが進出するプレーオフ(MLSカップ)出場が有力となっている。プレーオフ決勝に進んだ場合でも12月中にシーズンを終えることとなるため、ナポリは来年1月の移籍市場でドログバの獲得へ動く可能性があるようだ。同クラブは来夏までの短期レンタルでの獲得を画策しているという。

 ナポリは次節、15日のセリエA第8節でローマと対戦。当面はイタリア代表FWマノーロ・ガッビアディーニがミリクの代役を務めることとなるが、パフォーマンス次第では補強が必要となるだろう。

 ドログバは来年3月で39歳を迎える。モントリオール・インパクトでは昨年夏からプレー。フランスやイングランド、中国、トルコと各国リーグでプレーしてきたが、イタリアのクラブに所属したことはない。ナポリ加入でセリエA初参戦となるか、注目だ。