欧州EADSのトップ人事問題で円満解決目指す=独DC幹部
XFN-ASIAによると、独ダイムラークライスラーのボド・ウェベルCFO(最高財務責任者)は、欧航空宇宙・防衛大手EADS経営陣の共同CEO(最高経営責任者)指名が延期されている問題で、EADSの大株主である同社とフランスの大株主との間で円満解決が図れると確信していると語った。独紙シュツットガルト・ ツァイトゥングが21日付で報じた。
同氏は、「ダイムラークライスラーのEADS株式保有比率は30%で、最大株主だ。この立場から、我々は経営の進め方に興味がある」とし、トップ指名問題が6月1日に再協議されるとの見通しを示した。EADSの経営陣は、先週の株主総会で、航空大手エアバスのCEO(最高経営責任者)を務めるフランス側のノエル・フォルジャール氏とドイツ側のトーマス・エンダース氏の共同CEO就任の指名を延期した。延期されたのは、フォルジャール氏の後任人事をめぐって、それぞれ30%の株式を保有するダイムラークライスラーと仏メディア集団ラギャルディールSCAが対立しているためだ。【了】
同氏は、「ダイムラークライスラーのEADS株式保有比率は30%で、最大株主だ。この立場から、我々は経営の進め方に興味がある」とし、トップ指名問題が6月1日に再協議されるとの見通しを示した。EADSの経営陣は、先週の株主総会で、航空大手エアバスのCEO(最高経営責任者)を務めるフランス側のノエル・フォルジャール氏とドイツ側のトーマス・エンダース氏の共同CEO就任の指名を延期した。延期されたのは、フォルジャール氏の後任人事をめぐって、それぞれ30%の株式を保有するダイムラークライスラーと仏メディア集団ラギャルディールSCAが対立しているためだ。【了】