NY株式概況(20日):ダウ、反落=ナスダックは6日続伸
CBS MarketWatchによると、20日の米株式市場は、利益確定売りが進み、4日連続で上昇していたダウ平均株価指数は5日ぶりに反落、前日比21.28ドル(0.2%)安の1万0471.91ドルで引けた。この1週間では332ドル(3.3%)上昇し、昨年11月初旬以来の大幅上昇となった。ハイテク株のウェートが高いナスダック総合株価指数は6日連続で続伸、3.84ポイント(0.2%)高の2046.42となり、1週間では70ポイント(3.5%)高と昨年8月中旬以来の上昇幅となった。S&P500株価指数は1.80ポイント(0.2%)安の1189.28で、1週間では35ポイント(3.1%)高だった。
個別銘柄の動きでは、米航空8位のアメリカ・ウエスト航空が、同7位のUSエアウェイズとの合併を正式に発表したことを受け、前日比7.48%高の5.17ドルで引けた。また、米家電最大手のメイタッグは、米投資ファンドのリップルウッド率いる投資グループに対し、21億ドル(約2268億円)の現金と債務引き受けで、身売りすると発表したことから、同24.57%高の14.40ドルで引けている。また、スミスバーニー証券が投資家に将来の投資収益の点で3MよりGEを推奨したことから、3Mが売られ、前日比1%安となったのに対し、GEは0.1%高となった。
一方、米衣料小売り大手のギャップは、第1四半期の最終利益が前年同期比7%減となったことから、同1.29%安の21.46ドルで引けた。また、米小売・カタログ販売のシャーパー・イメージは、第1四半期の最終損益が460万ドル(1株当たり30セント)の赤字となり、今後の業績が予想を下回ると発表したことから、同10.40%安の12.49ドルで引けている。【了】
一方、米衣料小売り大手のギャップは、第1四半期の最終利益が前年同期比7%減となったことから、同1.29%安の21.46ドルで引けた。また、米小売・カタログ販売のシャーパー・イメージは、第1四半期の最終損益が460万ドル(1株当たり30セント)の赤字となり、今後の業績が予想を下回ると発表したことから、同10.40%安の12.49ドルで引けている。【了】