コミュニティアプリ「アンサー」に、「車の中に犬が閉じ込められてるので今から救出作戦を決行する！」というスポット（2ちゃんねるでいうスレ）が立っていた。

投稿者は男性。とあるお店の駐車場で、締め切られたまま一時間ぐらい放置された車の中に一匹の犬がいるという。助けてあげた方がいいかな？でもどうやって？と思案してスポットを立てたようだ。

「ワンちゃんぐったり。どうしよう」

投稿があったのは4月末。そろそろ暑くなってくる時期だ。犬はかなりバテている様子で、車内でぐったり。かなり年を取っていることもあってか、鳴き声こそ上げるが、身動きもできない様子だ。

画像はイメージです（Paul Rothさん撮影、Flickrより）

「どっかのお店？？アナウンスかなんかかけれないの？？」とこれは的確なアドバイス。しかし「呼び出してもらったけどだれもおらんみたい！」だそうだ。

「ここでJAFですよ」という意見も出たが採用されず、このユーザーは「とりあえず警察にご連絡しよう」と提案した。他のユーザーのすすめもあって投稿者も「よし！そうする！」と警察に連絡した模様。ただしこの後警察は登場せず、実際にこういう状況で警察がどう対処するかはこのスポットでは確認できなかった。

その後は詳しく実況されていないが、どうやら初めから窓ガラスの上部が少しだけ開いていたようで、投稿者は無理やりそれを押し下げて鍵を開け、ぐったりした老犬を助けることに成功したようだ。

「飼い主ぶんなぐりてぇーー！」と憤る投稿者。水を飲ませているところに、ようやく飼い主が現れた。

やっぱりイケメンは言うことが違う

「飼い主はおばちゃん！第一声はなにやってるんですか？だったよ！」とまだ怒り冷めやらない様子の投稿者。「俺の怒りのボルテージがあがりきりそうになったが、もう一人のイケメン高身長さわやか35歳ぐらいかなーがかっこよすぎた！」とも言う。実はこのイケメンが一緒に自動車の窓を押し下げてくれたらしい。

続けてイケメンのイケメンたる発言を披露する投稿者。それによると、

飼い主の態度に、かなり我慢しながら「飼い主さん無責任なんじゃないですか？」とキツ目の言葉を投じた投稿者とは違って、「今から病院につれてってあげてください」と冷静なアドバイス。さらに、「全部こちらの方（※投稿者）が最初に動いていただいたんですよ！お礼をいってください！」。

これにはユーザーたちから「かっけー(笑)」と賛辞が浴びせられ、投稿者も「俺のパンツが濡れたんだけど」「これは...本当に抱かれたくなったね」と大絶賛。

最後に投稿者からユーザーたちへのお礼とともにこのスポットは終了した。

この場合むしろ消防（レスキュー）に連絡したほうが良いのではという意見もありそうだが、イケメン登場ということでスポット的にはこれで正解？（ライター：アンジ）