これぞ、現代に蘇る江戸伝統の味!「東京しゃも」のお肉は、想像以上に美味だった!
これぞ、現代に蘇る江戸伝統の味!「東京しゃも」のお肉は、想像以上に美味だった!
国の天然記念物にも指定されている軍鶏(しゃも)。
闘鶏のイメージが大きく、普通のスーパーでは売られていないので、口にする機会は少ないかもしれません。
実は、しゃもの養鶏は江戸時代から続いています。
昔から食用とされ、軍鶏のお鍋が流行したこともあったそうなんです!
そして、今も手間を惜しまず本物のしゃもの味を守り続けている養鶏農家さんたちがいらっしゃいます。
江戸の伝統を受け継ぐ東京都が誇るブランド鶏「東京しゃも」を送っていただきました!
食べたことのない未知のお肉に、SnapDish編集部一同がたじたじに。
果たして、どんなお味なのでしょうか???
一般的な鶏肉と軍鶏肉はどこが違うの???
今回登場するのは、大量生産されるブロイラーとは一線を画する、東京産まれ東京育ちのブランド鶏「東京しゃも」です。
まず、色を見ていただくと違いがわかりますね!
他の鶏肉に比べ赤身が濃いのが特徴です。
そして、堅く引き締まっていて、脂肪分が少なくさっぱりとした味わいです。
こちらは、むね肉ともも肉を食べやすいサイズにスライスし、一緒にパックした冷凍の商品なので、これなら、一般家庭でも手軽にお料理できそうです!
さっと煮ても、さっと焼いても、さっと揚げてもよし。
それぞれの食感・味わいの違いを楽しむことができますね!
ところで、鳥料理としゃも料理は別物なの!?
お肉自体の味が薄くいろんな味つけのお料理に使える一般的な鶏肉に比べて、お肉本来の味を楽しめるしゃも肉は、日本の伝統的な料理に向いているそうです!
鳥料理としゃも料理は別物と考えたほうがよいみたいですよ!
調理のポイントは、あまり加熱しすぎないこと。
さっと調理することで、風味が活きて、しゃもの美味しさを存分に楽しめます!
SnapDish編集部では、シンプルにさっと焼いて塩と柚子胡椒でいただきました。
しっかりとしたお肉は、噛めば噛むほど旨みとコクが口の中に広がり、とても美味しかったです♪
「東京しゃも」は、江戸時代から親しまれてきた伝統の味を復活させたものとのことですが、なぜ、江戸から明治の時代に庶民に好まれていったのかと言うと、やはりその美味しさにあったんですね!
親子丼を考案した店としても有名な老舗鶏料理店「玉ひで」には、江戸時代後期にはすでに軍鶏鍋専門店として営業していたという歴史があるそうです!
さらには、あの坂本龍馬も軍鶏鍋が大好きだったとか。
現代でもその味を楽しめるなんて、幸せですね♪
ほかには、どんな調理がオススメ?
オススメ調理法ですが、一番はやはり「しゃも鍋」だそうですよ!
味をつけるのではなく、しゃも本来の味を引き出す。これぞ、まさにしゃも料理!
SnapDishユーザーさんたちのしゃも料理ものぞいてみましょう♪
軍鶏すき鍋!なるほど美味い。
栄養価が高いそうなので、疲れたときに優しい味つけのお鍋でいただけば、元気が出そうです!
軍鶏の胸肉のたたき
贅沢にたたきにすれば、ごちそうに!
しゃもの味をダイレクトに楽しむことができます!
軍鶏肉の香草焼き♪
シンプルな味つけで焼くのもありですね!
安心安全!江戸伝統の味をオウチでも楽しみたい♪
近年、スーパーなどで売られている鶏肉の中にも地鶏や銘柄鶏などが見られるようになりましたが、大半はブロイラーと呼ばれる大量生産に適した品種やその配合種が鶏肉として並んでいます。
柔らかくジューシーなもも肉をはじめとして、部位によって異なる味わいが楽しめるお肉ですが、高い飼養密度で飼養されるなどその生産システムがしばしば問題視されることがありますね。
消費者としては、食肉の安心や安全も考えて選びたいところではありますが、価格の安さや調理のしやすさを重視してしまうと、なかなかそこまで注意が向かないという現状もあるかもしれません。
一般のブロイラーと比べると3倍以上の飼育日数で、手間ひまかけてじっくりと育てられることが、美味しさの秘訣だそうです!
さらに大切なのが、養鶏場の方のこだわりである「土地」と「餌」。
場所によって味が変わってしまうため、選び抜かれた最適な土地で育てられる「東京しゃも」の今の味は、どこでも実現できるという訳ではないんですね!
餌は、伝統の味にするため、添加物を一切使っていないそうですよ!
「安心と安全とともに本物のしゃもの味を消費者に届けたい」という心意気を感じることができる立派な味のお肉でした。
東京産まれ東京育ちの「東京しゃも」ですが、全国のみなさんに一度は食べてみてほしいなぁ!
※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。
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(著&編集:SnapDish編集部)