闘いを一旦終えた受験生へ「がんばれぃ！」

いよいよ3月も終盤、受験生だった人たちにも何らかの進路が決まる季節になりました。

3月25日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! 応援LOCKS!」では、ずっと受験生を応援してきたパーソナリティのあしざわ教頭が、第1志望以外の学校等に進むことになった生徒（リスナー）に向けてメッセージを送りました。



◆第2志望や滑り止めに行くことになった生徒へ

「悔しいとかいろんな想いはあると思うんですけど、まずはおめでとうございます!!

この“第2志望”という言葉がね、なんだかネガティブな気持ちにさせてしまいますけれども、僕は、第2志望だろうと第3志望だろうとどんな志望だろうと、キミがそこを選んだ時点で第1志望だと思っております。キミがそこに行って何かやりたいことを見つけて一生懸命頑張ると、そこはもう第1志望なんですよ。キミがそこを選んだ瞬間に、新しいキミの道ができるんです。

だから、“第2志望だった”とか思わないでいいし、あなたが行く大学、高校、中学でも、すべての場所には新しい仲間がいるしかけがえのない友達も絶対いる。そこでは素晴らしいものが待っております。なので胸を張って、新しい環境へ旅立ってください」

◆不合格で、進学を諦めなければならない生徒へ

「まずは、お疲れさまでした。僕自身も大学に行った後に就職はしませんでした。すごくフワフワした時間を過ごしてしまったし、なんか“自分は何も持っていない”というか、“学生だ”っていうのがなくなったときに不安になってしまったんだけど、でもそれは“止まってる”ってことではなくて、“必要な時間”なんだと思います。

だから自分のことを“何してんだよ”とか“うわーなんだかなー”とか思わないでください。これは必要な時間だったんです。自分は何が好きとか、どんなことに興味があるんだろうとか、好きなものに手を伸ばせる自由な時間だと思って、いろんなことをしてみてください。

この時間だからこそ出会えるものが絶対にあるし、そのときに出会う仲間がいるかもしれない。決してネガティブに考えずに、何でもいいから自分のペースでいろんなことにフル活用すれば、必ず何か新しい道が切り開かれるはずです。精一杯楽しんでください！」

◆浪人を決めた生徒へ

「浪人を決めたっていうことは、もう1年つらい時期を過ごすことになると思います。でもそれだけキミは、自分と向き合う覚悟を決めたということだと思います。そして、非常に諦めの悪いヤツだということです。それは、とてもカッコイイことです。自分はどこかに行きたいとか、夢を叶えたい気持ちが力強くあるということだから、それを力に変えるべきだと思います。

浪人すると周りに仲間がいないと思ったりするけど、支えてくれているご両親や、応援してくれている友達がきっといます。俺なんかでよければ、一緒に闘ってる仲間だと思ってくれたら嬉しいです。一緒に闘って最後はチャンピオンベルトをとって、華やかな場所に行こうよ！　浪人がダメとかじゃない。次に勝つための一歩だと思って頑張ってほしいと思います」

「みんなよく頑張ったよ。つらかっただろう、しんどかっただろう。でも、諦めなかったでしょう？　今後も諦めないって決めたヤツもいるし色んな道を目指すヤツもいると思うけど、それぞれの正解が必ずあるから。それを信じて突き進んでほしい！　がんばれぃ!!」