月千円で使える「TSUTAYAスマホ」がLTEに対応!箱にも秘密ありの格安スマホ「TONE m15」を紹介【レビュー】

LTEに対応したTSUTAYAスマホ「TONE m15」をレビュー!

こんにちは、当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」では久しぶりに登場するライターの甲斐です。今回はあの月1,000円(税抜)でお馴染みのTSUTAYAスマホ「TONE」シリーズがついにLTE化したということで、そのLTEスマホ第1弾の「TONE m15」をレビューしたいと思います。

さて、TSUTAYAで購入できるスマートフォン(スマホ)のTONEですが、特長はなんといっても利用料が低価格な「毎月1,000円」でしょう。ですが、実際に毎月1,000円なのは、本体価格を除いた金額です。

つまり、TONE m15の場合には本体価格29,800円(税抜)の分割代金が1,000円に加算されます(一括で購入した場合は利用料毎月1,000円のみ)。また、毎月1,000円なのはデータ通信のみで、音声通話や通話料(月額953円/月)はあくまで別になります。

LTE対応だが、実は低速なのが月千円の秘密
昨年11月に発売された新モデルのTONE m15ですが、TONEモバイルとしてははじめてLTEの通信に対応しました。TONE m15の対応バンドはLTE(4G)がBand 1および3、19、21、W-CDMA(3G)がBand 1および6、9、19となっています。

例えば、NTTドコモの回線であれば、4Gの800MHzおよび1500MHz、1700MHz、2100MHzの4バンドで利用でき、ハードウェアとしては下り最大150Mbpsで使えます。ただし、通常のTONEでの通信プランでは最大500〜600Kbpsとなり、高速通信は別途チケット購入が必要となっています。

TONE m15のディスプレイは約5.5インチHD(720×1280ドット)液晶と大きめ。また、CPUは最大1.3GHzのクアッドコアを搭載し、内蔵メモリー(RAM)は2GB、内蔵ストレージは16GBを搭載しています。


TONE m15の背面。純白のマット仕上げになっている

背面カバー(裏蓋)を取り外すとSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが現れます。SIMカードサイズは一番小さなnanoSIMカード(4FF)、microSDカードは最大32GBまでをサーポートしています。なお、残念ながらバッテリーの取り外しはできません。


バッテリーの取り外しは不可

カメラはリアカメラが13メガピクセル、インカメラが5メガピクセルとなっています。低価格なSIMフリースマホとしては、メインカメラの性能は高いのではないでしょうか。

また、音楽性能も充実しています。DTS音響エンジンやソフトウェアデコードでのハイレゾ音源対応など、TSUTAYAとの連携を意識した音楽再生性能を搭載しています。

この他にも低価格なSIMフリースマホとしては省かれがちなNFCにも対応し、十分にメインスマホとしてのスペックを持っているのが、TONE m15と言えるでしょう。

【TONE m15の主な機能】
OS:Android 5.1(開発コード名:Lollipop)
CPU:1.3GHzクアッドコア(MediaTek製「MT6735」)
内蔵メモリー:2GB
内部ストレージ:16GB
ディスプレイ:5.5インチHD
メインカメラ:1300万画素
フロントカメラ:500万画素
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n
対応電波周波数:4G LTE(Band 1/3/19/21)、3G W-CDMA(Band 1/6/9/19)
バッテリー容量:3000mAh
サイズ:74.5mm×147.9mm×8.6mm
重量:165g
SIMカード:nanoSIM
その他:Bluetooth 4.1、NFC

◯TONE m15の箱に秘密あり!
さて、そんなTONE m15ですが、実は日本初のユーザーライクな(使う人に優しい)機能を持っています。しかもそれが機種本体ではなく、なんと"箱"に仕掛けがあります。


TONE m15の箱に秘密あり

なんと、TONE m15の箱には本体の不具合を診断し、修復する機能が搭載されています。本体の電源を入れたまま(さらにNFCもオンにしたまま)箱にセットすると、箱の中にセットされた自動修復機能と連携が始まり、本体の不具合を自動的に診断・修復をします。

また、この機能を利用しても改善されない場合は、TONEモバイルへ本体が自動でサポートセンターに電話をかけ、オペレーターに相談できるようになっています。


セットするだけで自動的に不具合を診断し修復する

格安スマホの購入での大きなネックと言えばサポートなどのアフターサービスです。「iPhoneやXperiaなら不具合を感じたらショップに持って行って診てもらう」というライトユーザーは多いと思います。SIMフリースマホの場合、その点は自己対応で解決しなければならなかったりします。

そこで、TONEモバイルが用意したのがTONE m15の梱包箱を使った自己診断・修復機能なのです。

というわけで、簡単ではありますが、TSUTAYAスマホ・TONE m15を紹介しました。

TONE m15は非常に性能も満足でき、お財布にも優しい「スマホ初心者におすすめ」な機種と言えるでしょう。

例えば、高校生などの学生に保護者が持たせるスマホとしても毎月のコストを抑えることのできる1つの選択肢といえるかもしれません。

また「格安スマホが良いんだけど、機械オンチなので……」という女性ユーザーや年配者の方にオススメできる機種だとも言えますし、「もっと毎月の利用料を抑えたい」という人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。



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